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RC体験に白熱のレース、スポーツカーの展示も! 「RCカーフェスティバル in ホビーのまち静岡」開催中

【RCカーフェスティバル in ホビーのまち静岡】

開催日
5月14~15日開催
入場料:無料

場所:静岡市南部体育館

 タミヤは5月14日と15日、静岡市南部体育館にて「RCカーフェスティバル in ホビーのまち静岡」を開催している。本イベントはRC体験からRCカーレースへの参戦、観戦などタミヤのRCにたっぷり触れることができるイベントだ。静岡市南部体育館は、「第60回静岡ホビーショー」が開催されているツインメッセ静岡のすぐとなり。ホビーショー会場を訪れた方は、本イベントも覗いてみてはいかがだろうか

 来場者を出迎えるのは2台のスポーツカー。1台は「マツダロードスター」。マツダが特別協賛し3月19日に筑波サーキットで開催された「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」に出場した実車だという。もう1台は「トヨタ GRスープラ」。チューニングメーカーとして知られる藤壺技研工業株式会社所有の「FUJITSUBO GRsupra」である。どちらも滅多に見ることができない車だが、会場ではこの2台を間近で鑑賞することができる。

「マツダロードスター」。3月19日に筑波サーキットで開催された「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」に出場した実車
チューニングメーカーとして知られる藤壺技研工業株式会社所有の「FUJITSUBO GRsupra」
会場入口の看板

 静岡市南部体育館の入り口では無料で挑戦できる「トライ!! トヨタRC」がある。ここでは本格的なオンロードRCマシンを操縦し、しっかりショートコースを周回できる。思わず遊びたくなってしまうコーナーだ。そしてタミヤのRCイベントではおなじみの「タミヤRCモデルの展示コーナー」もある。最新モデルから購入可能なアイテムを展示。RCレースなどを見ると思わず買いたくなってしまうだろう。

 さらに「トライ!!トヨタRCスクール」がある。こちらはスタッフにフォローしてもらいながら、親子でRCカー組み立てができる。事前申し込みが必要で、「トヨタ GR スープラ(ファーストトライ RCキット/オンロードカータイプTT-02シャーシ)」を組み立てる。参加費用18,000円(税込)で、スタッフの丁寧なフォローで誰でも本格マシンを組み立てられる。TT-02シャーシはシンプルながら拡張性に優れ、レースにも挑戦できるシャーシ。ここから様々なカスタムパーツを組み込むことも可能だ。

本格的なオンロードマシンでしっかりショートコースを周回できる「トライ!!トヨタRCスクール」
最新モデルから購入可能なアイテムを展示した「タミヤRCモデルの展示コーナー」
事前申し込みが必要で、「トヨタ GR スープラ(ファーストトライ RCキット/オンロードカータイプTT-02シャーシ)」の組み立てに親子で挑戦できる「トライ!!トヨタRCスクール」

 そして「RCカーフェスティバル in ホビーのまち静岡」の大きな目玉となるのが「RCレース」である。14日には「トヨタチャレンジカップ」が開催された。最大参加人数は100名で、様々なクラスでのレースが繰り広げられる。ボディ指定の接近戦「トヨチャレGT」、F104ボディでフォーミュラを楽しむ「スーパーフォーミュラNEXT50」、ラリーカーで挑戦できる「トヨチャレラリー」などが行なわれた。体育館で走行路面はパンチカーペットで繰り広げられた。

 やはりRCレース風景は圧巻だ。ツールなどをしっかり用意した本格的なドライバー達が、マシンを入念にセッティングし、超高速のレースを繰り広げる。予選から激しい接戦となっておりそのドライビングテクニックに驚かされる。レースに参加する選手達はその練習量の多さを感じさせられる。タミヤのお膝元である静岡はRCドライバー憧れの「掛川サーキット」をはじめ複数のRCカーサーキットがあり、日々練習しているのだ。静岡のRCレースは、やはりひと味違うなと感心させられる。

【「RCカーフェスティバル in ホビーのまち静岡」、トヨタチャレンジカップ予選の風景】
体育館がまるまるRCレースコースとピットコーナーに。かなりリッチなレース場だ

 15日にも「トヨタチャレンジカップ」は開催予定だ。15日はGRヤリスとマツダデミオのコンパクトボディ対決が楽しめる「ミニスポーツ」が開催されるのが特徴。14日に引き続き、「ストリート」、「トヨチャレラリー」に加え、女性や小中学生限定の「トヨチャレJJ」、初心者限定の「トヨチャレZERO」も引き続き開催される。

 大きな体育館がまるごとレース会場になり、本格コースでレースができる。これはタミヤのある静岡だからこそ会場を用意できるというところもあるかもしれない。静岡市がRC文化の“聖地”であることも実感できるイベントだ。RCドライバーはもちろん、そうでない人も会場を訪れてみてはいかがだろうか。