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「そいつの肩は赤く塗らねえのかい?」、稲城市の「ボトムズ」のスコープドッグ、8月1日より「レッドショルダー」仕様に!

会場:いなぎペアパーク

期間:8月1日~10月31日まで

 稲城市観光協会は、JR稲城長沼駅前のいなぎペアパークに設置している「ATM-09-ST スコープドッグの実物大モニュメント」を8月1日から10月31日まで期間限定で"右肩を赤く塗る"、レッドショルダー仕様にすると発表した。初日は塗装作業が入るが、天候の関係でスタートが遅れる可能性もある。

 スコープドッグは、アニメ「装甲騎兵ボトムズ」のメカ。レッドショルダーは正式名称は「ギルガメス宇宙軍第10師団メルキア方面軍第24戦略機甲歩兵団特殊任務班X-1」。精鋭達を結集させ強力な部隊として名をはせたが、同時に一般市民さえ容赦なく手に掛けるその残虐さも知られており「吸血部隊」と呼ばれた。主人公キリコは元レッドショルダーとして深い心の傷を負っている。レッドショルダーの設定は作品の世界観を大きく拡げ、「ボトムズ」の外伝作品でも活用されている。

 「肩の赤は暗い血のような赤」という、血なまぐさい意味合いを持つレッドショルダーだが、プラモデルでも人気のバリエーションであり、「ATM-09-ST スコープドッグの実物大モニュメント」の方が赤く塗られるのはファンとしても楽しい。期間限定なだけにぜひ実物を目にし、写真を撮っておこう。

こちらはウェーブのプラモデル「スコープドッグ レッドショルダーカスタム[PS版]」。この機体はアニメ本編中にキリコがあり合わせの武装でフル装備したものだが、仲間のバニラが景気づけとして左肩を赤く塗った。キリコは「マークは右肩で、赤は血の色だ」と訂正する。仲間達はキリコが元レッドショルダーの一員だったことを知りはしゃぐが、キリコは「レッドショルダーだった痛みは、こいつらには解るまい」と一人胸の中でつぶやく