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【ホビーラウンド27】「F.S.S.」アイテム、美少女メカプラモ「ブロッカーズFIORE」など独自の魅力がファンの熱い想いを加速するボークスのイベント「ホビーラウンド27」
2022年10月1日 19:56
- 【ホビーラウンド27】
- 開催日時:10月1日 10時~16時
- 開催場所:東京都立産業貿易センター 台東館4F
ボークスは10月1日、東京都立産業貿易センター 台東館においてイベント「ホビーラウンド27」を開催した。入場料は1,500円(事前購入は1,200円)。
本イベントはボークスの最新商品の展示や、ボークスの商品の販売、さらに当日版権でのディーラーのガレージキットの販売なども行われる。イベント限定のアイテムや、先行販売などもあり、ボークスのファンには大きな楽しみとなるイベントだ。製品の開発秘話が語られる「ボークス『ファイブスター物語』開発座談会」なども開催される。今回は会場の写真とともにイベントの雰囲気をお伝えしたい。
ボークスは様々なブランドアイテムで、ファンを獲得している。最新アイテムの展示と、販売こそが本イベントの大きな目玉だろう。目を惹くのは永野護氏のコミック「ファイブスター物語(F.S.S.)」のメカやキャラクターをモチーフとした商品だ。
ボークスはF.S.S.に登場するメカの骨格構造から、外装の重ね合わせ、装甲のデザイン、関節構造など詳細な設定を立体化している。レジンキット「HSGK」はレジンでの非常に繊細な表現を実現している。またプラモデルシリーズは金額を比較的抑えた上で、ボークスならではの密度のあるメカ表現を実現しており、こちらも多くのファンを獲得している。
その上でボークスは作例の表現が特別に美しいのだ。商品見本として展示されているアイテムは組み立て、塗装、表面処理などが高い技量を持つボークス所属のプロフィニッシャーの手によって仕上げられており、まるで彫刻作品のように見応えのある作例となっている。成型色の色分けや、組み立てやすさなども考えられて設計されている商品だが、"真の完成形"として"憧れ"といえる作例を提示しているのが、ボークスの出展品の特徴といえるだろう。
ほかにも様々なボークス商品が展示されている。「ブロッカーズFIORE」は、"メカ美少女"のプラモデルシリーズ。パーツ単位で様々なオリジナルメカを組み上げることができる「ブロッカーズ」から派生したシリーズであり、組み替えによるイメージの変化や、シリーズをそろえることで広がる拡張性など、作るだけでなく、組み替えることで遊びの幅を大きく広げている。また、塗装済みの頭部パーツで、組み立てるだけでかわいらしいキャラクターにできる間口の広さも楽しいところだ。
このほかにも色分けパーツで組み立てるだけでも造形が楽しめ、手を入れることでクオリティを高められるキャラクターガレージキット「キャラグミン」、繊細な造形技術を活かした航空機プラモデルシリーズ「造形村SWS(SUPER WING SERIES)」などなど、ボークスの商品ならではの魅力がある。
ボークスは展示・販売イベントである「ホビーラウンド」を1年に2回開催している。"27"ということは、14年近く開催していることとなる。イベントは当日版権ディーラーによる展示即売会としての要素もあるし、開発秘話を語る「ボークス『ファイブスター物語』開発座談会」、ボークススタッフがミニチュア筆塗りのコツを紹介する実演イベントなど来場者を楽しませるイベントも盛り込まれているが、そのファン達が楽しみにしている大きな要素は、ボークスというホビーメーカーが持つオリジナリティと、高いこだわりにファンが共感し、「特別なメーカー」として応援している、そういった熱意を強く感じた。
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創作造形©造形村/ボークス