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【魂ネイション】「HI-METAL R レッドショルダーカスタム」詳細レポート
フィギュアが搭乗、アクション重視のプロポーション!
2022年11月18日 10:33
- 【TAMASHII NATION 2022】
- 開催期間:11月18日~11月20日
- 開催場所:ベルサール秋葉原 B1F~2F イベントホール
「TAMASHII NATION 2022」ではアニメ「装甲騎兵ボトムズ」のフィギュア「HI-METAL R レッドショルダーカスタム」も出展されていた。参考出展で、発売日、価格は未定。
魂ネイションの「ボトムズ」関連の出展は2020年に「マーシィドッグ」、「ダイビングビートル」、「ベルゼルガWP」の3体が出展されているが、それ以来の続報となる。商品化に向け、準備を進めているという。会場で開発者に話を聞くことができた。
レッドショルダーカスタムは、「装甲騎兵ボトムズ」において主人公・キリコがAT(アーマードトルーパー)のスコープドッグにその場で用意できるあらん限りの武器を搭載した姿である。レッドショルダーというのは味方すら恐れさせた残虐な戦いをする特殊部隊であり、この武器をフル装備したカスタムはあくまで入手可能なあり合わせの装備でレッドショルダーの装備を再現し、仲間のバニラが"景気づけ"で左肩を赤く塗ったために付けられた名前であり、正式なレッドショルダーのマークは右肩をもっと赤い血の色で塗る。
このフル装備のカスタムは劇中では1話のみのほんの少ししか活躍しない。しかし武装を体中に付けた姿は商品としても大いに人気を集め、OVAなどでこのカスタムをベースとしたフル装備のスコープドッグのカスタム機が登場することとなる。今回も「やはり『ボトムズ』第1弾なら、人気のあるこのカスタムで出すのが、ファンも喜んでくれると思います」という理由での出展だという。
試作品をじっくり見ていきたい。ATの立体物は様々なメーカーが出しているが、「HI-METAL R レッドショルダーカスタム」はスマートな印象を受ける。比較的胴体がスリムで、足が長い。これは"アクションポーズに力を入れているから"だという。可動範囲を広く、関節を多く仕込み、多彩なアクションがとれるように設計しているとのこと。
細かくチェックするとひじ部分にもデザインより多くの関節が仕込まれているのが確認できる。また股関節も太ももの位置が設定画よりも下に設定されているように見える。腿をより深く曲げられる工夫のようだ。装甲に打ち込まれたリベットなどディテール表現も充実しているのが確認できた。
本商品の大きなウリが「パイロットフィギュアとの連動」。フィギュアは関節が仕込まれており、写真のような立ち姿だけではなく、搭乗ポーズを取らせてスコープドッグのコクピットにきちんと収納できるとのこと。コクピットハッチを開け、パイロットが乗った姿も再現可能だ。
アクション重視にギミック満載、さらにフル装備と、「HI-METAL R レッドショルダーカスタム」は、「ボトムズ」商品の決定版となるべく企画を進めているとのこと。発売がとても楽しみだ。
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