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コトブキヤ70周年を祝う「言吹展70」がコトブキヤ秋葉原館にて開催!
社員渾身の「壽屋ビルプラモデル」作例展示! 会場で購入も可能
2023年3月25日 13:19
- 【言吹展70】
- 3月25日~4月2日
- 入場寮:無料
コトブキヤは、創立70周年を記念して、コトブキヤ秋葉原館5階にて「言吹展70」イベントを3月25日から 4月2日まで開催する。入場は無料。
コトブキヤはフィギュア・ラモデルメーカーとして広く認知されるメーカーである。特にフィギュアとプラモデル技術を融合させた「フレームアームズ・ガール」や「メガミデバイス」などで、“美少女プラモデル”という新しいホビージャンルを獲得し多くのユーザーを獲得した。
他にもミリタリー色とブロック構造でのカスタマイズが楽しめるプラモデル「ヘキサギア」。アメコミヒーローやゲームキャラクター、ホラー映画のキャラクターまでも“美少女化”してしまうフィギュア「BISHOUJYO」シリーズ。もちろん、キャラクターフィギュア、プラモデル、そのほか様々なグッズも製作し、今やホビー業界で大きな存在感を示すメーカーとなった。「言吹展70」はその歴史を振り返ることができるイベントだ。
今回のイベントの目玉は70周年を記念して発売されたプラモデル「70周年記念 1/300 壽屋ビルプラモデル」の販売と、コトブキヤ社員達による渾身の作例だ。改造はもちろん、変形あり、可動ありの多彩なアイディアが楽しめる。今回は内覧会でいち早く展示を見ることができた。イベントの魅力を紹介しよう。
コトブキヤの歴史と本社ビルの様々な“作例”が楽しめる
「言吹展70」では、コトブキヤの歴史を語る年表が展示されている。1947年、東京都立川市に玩具店「壽屋」としてスタート、1953年に法人化、「有限会社壽屋」となる。70周年は、この法人化から数えてのこととなる。
玩具の販売を行っていたコトブキヤは1984年に初のオリジナルガレージキット「アーマメント」を多摩工房の名前で販売、レジンキャストキットの工場を新設し、プラモデル改造パーツ「おたすけグッズ」、オリジナル美少女フィギュア「パレットドリーム」を展開していく。
1997年には「M.S.G.(モデリングサポートグッズ)」を展開、2009年に初めてのオリジナルプラモデルシリーズ「フレームアームズ」、フィギュアシリーズ「BISHOUJYO」シリーズを展開、日本刀をモチーフとした箸「日本刀箸」などを販売、2015年に「フレームアームズガール」、2016年に「メガミデバイス」など様々な新しい挑戦を行っていく。会場ではこれらの商品の一部も見ることができる。
そして70周年を記念し、会場やコトブキヤ店舗、オンラインストアで販売されるのが「70周年記念 1/300 壽屋ビルプラモデル」である。価格は3,960 円。記念イベントで自社ビルをプラモデル化するというのも面白い挑戦だろう。このビルは2016年3月に東京都立川市緑町に竣工された本社ビルだ。
プラモデルはこの本社ビルを全高約120mmで再現、付属のシールを使うことで塗装しなくてもリアルな外見に仕上げられる。屋上にあるプレハブを取り外すと3mm径のジョイントがあり、M.S.Gウェポンをはじめとした様々な拡張部品を取り付けてカスタムする事ができるという。
そして会場の大きな目玉がこのコトブキヤ本社ビルの作例。古代遺跡風あり、コトブキヤ社長の清水一行氏との合体変形あり、美少女プラモデルとのコンビネーション、金張……など実に多彩だ。その一部を紹介しよう。各作品の制作期間は3週間ほどとのことだが、非常に凝っており、一見の価値ありだ。
会場を訪れることでイベント会場内にある巨大ポスターに貼っているコトブキヤオリジナルキャラクターのカードを持ち帰ることができる。カードスリーブはクーポンが当たる抽選券になっおり、ハズレ無し、最大7,070円引きのクーポンが必ず当たるという。全てのカードが無くなると、巨大ポスターが完成するとのことだ。どんなポスターかも注目である。
コトブキヤは大きな存在感を示すメーカーの1つだ。是非会場を訪れ、その歴史や、ユニークな本社ビル作例を楽しんで欲しい。