「アルカナディア」シリーズ第4弾、敵か味方か謎なキャラクター「ソフィエラ」登場【#静岡ホビーショー】

　コトブキヤは、5月10日より行なわれている模型展示会「第61回静岡ホビーショー」にて、美少女プラモデルシリーズ「アルカナディア」から、5人目となる「ソフィエラ」の原形を公開した。

　本シリーズは、同社より展開しているファンタジーをテーマにした美少女プラモデル「アルカナディア」で、ルミティア、ヴェルルッタ、ユクモ、エレーナに続き、5人目となるキャラクターとして「ソフィエラ」が登場した。

　本誌では、本製品について、キャラクター詳細や説明などがネタバレ要素となる観点から、原形をベースにした考察をお届けする、なお同時展示されていた「ルミティア Re-ACT」について、「アルカナディア」ユーザーには注目商品して欲しい商品であることを聞けたので、そちらも紹介していく。

ルミティアのカラーバリエーション「ルミティア Re-ACT」

敵か味方か？まだ詳細は明かされていないキャラクター「ソフィエラ」

　今回「第61回静岡ホビーショー」にて、初の原形公開となったソフィエラだが、現在「アルカナディア」シリーズに関しては、ストーリー性を重視した展開を行なっており、性格やキャラクターの詳細についての情報は解禁されておらず、今後のメディア展開にて順次公開となっている。

　ただし全キャラクターにCVを付けていくとのことで、今後の声優発表により担当が誰になるかで、大まかなイメージはつかめるのではないだろうか。

謎多きキャラクター「ソフィエラ」は敵か？味方か？

扇情的な衣服が魅力的。誘惑するような様子はまるでサキュバス

　今回公開された原型をベースに考察してみると、ソフィエラは身長だとルミティアと同サイズで、ケンタウロスのエレーナよりは小さい、ごく一般的な女性と言える。

　特徴的なのは頭部の悪魔のような角と背中に生えた翼、ヴェルルッタよりも角も翼も控えめなサイズとなっている。

　注目したいポイントは、大きく下が開かれたセーターとお臍が見える服装で、開けているのは下乳部分だけで、それ以降はしっかりと服を着用しているが、お臍の部分だけハート型に切り抜かれた扇情的な服装となっている。

また下乳は、バンドのような紐がセーターから伸びて締め付けており、より強調した表現になっているのにも注目だ。

　スカートはフリルが少しついた可愛らしいものとなっており、花模様がついたニーハイソックスに、ガーターベルトのような紐など、原形だけでも情報過多になってしまいそうな見事な造形である。

　これらの特徴により、種族はサキュバスなのではないかと想像している。今後の情報公開に期待したい。

全体写真

「ルミティア Re-ACT」は単なるカラバリでは無い。ストーリー性を重視した見た目を先行実装

　ここでは同時展示されていた「ルミティア Re-ACT」について興味深い話を聞くことができたので、その内容を公開する。

　まず第1弾のルミティアを振り返ってみる。本キャラクターは、純白の鎧に翼が生えた正に天使と呼べるキャラで、羽根の造形や肌の表現、金色に輝く装飾の細やかさに目を引く製品である。

第1弾「ルミティア」も展示あり

　今回展示された「ルミティア Re-ACT」は、イメージカラーを白な第1弾とは真逆の黒に一新しており、羽根や鎧までも黒色、肌の色は変わりないが髪色が薄紫、金色に輝いていた装飾品などは銀色に変わっている。

膝の装飾品なども全て銀色に

スカートもルミティアより広がっており、青色のクリアパーツも赤に変更

　この状態を見ると、つい“闇堕ち”をイメージしてしまうのだが、その考え方が大きく外れてはいない。現在の情報では、リペイントカラーとしか見えない本製品だが、現在「アルカナディア」シリーズは、ボイスコミックやプロモーションビデオを中心に様々な企画を行なっており、その企画のアップデートを行なう中で詳細が明らかになっていくとのこと。

　現状では、単なるカラバリにしか見えない本製品が、真の意味で出た理由が判明する瞬間を楽しみにしたい。

ストーリーを重視したシリーズ「アルカナディア」。メディア情報は要チェック

　今回「アルカナディア」シリーズについて、とても物語を重視した開発・製作が行なわれている印象を受けた。

　実際にキャラクターの性格や情報についてはネタバレ要素を含むため詳細を話すことができず、メディア公開が行なわれた際に。情報を収集してほしいとのことで、今回シルエットでしか見ることができなかったキャラクター名も全体像も不明な6人目にも注目していきつつ、今後も「アルカナディア」シリーズのメディア展開、商品展開に注目していきたい。