ニュース

「ヘキサギア」と「創彩少女庭園」の要素を受け継いだ新シリーズ「無限邂逅メガロマリア」誕生!

高い互換性とどんなポージングもカバーする可動域が魅力

【第61回 静岡ホビーショー】

開催日:5月10日~14日(一般開放は13~14日)

入場料:無料

場所:ツインメッセ静岡(静岡市駿河区曲金3丁目1-10)

※一般公開日の受付は終了

 コトブキヤは、5月10日より開催している模型展示会「第61回静岡ホビーショー」にて、新シリーズ「無限邂逅メガロマリア」を発表し、複数の商品原形を公開した。

 本シリーズは、5月10日に発表されたばかりのもので、展示会場では5つの商品原形が同時公開された。

展示会場では5つの商品原形のほか、2商品のパネル展示を行なっている

 発表と同時に公式ページが解禁となり、商品の特徴を紹介したPVなども公開されているが、「無限邂逅メガロマリア」とは一体何か不明な点も多いかと思う。

【【 #無限邂逅メガロマリア 】コンセプト紹介】

 本稿では、本シリーズについて企画担当者より話を聞くことができたので、商品の魅力や注目ポイントについて話していきたい。

2つのシリーズの特性を継承した「メガロマリア」。高い可動域でどんなポージングにも対応可能

 本シリーズは、「ヘキサギア」と「創彩少女庭園」の両方の要素を加えた製品になっており、「ヘキサギア」のガバナーたちをスケールアップして、更に造形美を追求したいという思いから誕生したシリーズとなる。

商品の形式は「ヘキサギア」のガバナーに近い。1/24スケールを1/10で立体化して欲しいとの要望が多くシリーズ発足に繋がった
「創彩少女庭園」で培った造形美を追求した造りを目指す

 本シリーズの魅力の一つの新しい素体「マリオネットスタイル」は、人間のようで人間じゃないキャラクターモデルとなっており、高い可動域をもち様々なポージングを可能にした素体となっている。

素体のシャープさは女性型特有のもの
男性型は全体的にしっかりとしたイメージ

 そのため大きく開脚したバレエのポージングも可能とし、どんなポーズも対応できる可動領域は、キャラクターの表現を大幅に広げる。

大きく180度広げたスタイルも表現でき
逆に小さく足を折り曲げることも可能

 また本製品は高い互換性があり、特に「創彩少女庭園」と親和性が高く、頭部差し替えでそのまま活用することができる。例えば、髪形や顔を女子高生にすることで女の子らしい様子に変えることや、髪の毛は創彩少女、フェイスパーツはメガロマリアの仮面パーツを使い、女子高生が仮装をしているかのような表現も可能とする。

MSGも組み合わせることで、更なるミキシングの楽しみ方が広がる

眼球を動かせる可動ギミック搭載。商品により搭載ギミックは変化する

 今回発表された商品の内「プリンシパル」には、眼球が可動するギミックが搭載されている。写真では伝えにくいが、ドールアイのように目の内部に眼球を表現する球体が仕込まれており、動かすことでポージングを取った際に目線を意識した表現を加えることができる。

原型でも眼球の確認は至難であった。それだけ小さな眼球が可動することに驚きである
プロモーションビデオでの紹介

 なお小ネタになるが、眼球を動かす場合には同製品に付属する小刀の柄の部分が、プラスドライバーの形状をしており、それを用いることで眼球を動かすことができる。

手にもっている小刀の柄がプラス状になっており、眼球を動かすための役割を担っている

 「プリンシパル」には眼球可動のギミックが搭載されているが、他の製品には別のギミックがそれぞれ搭載される予定となっており、個々の詳細については秘密とのこと。今後の続報を待ちたい。

ルビーアイ
プリンシパル
ノーヴィス
シーカ―
男性型 メフィスト
パネル展示だが、神父をイメージした男性型 ギリードゥが制作予定となっている

高い互換性と可動域を持つ「メガロマリア」。ミキシングの新たな可能性になるか

 新たに展開されたシリーズ「無限邂逅メガロマリア」だが、高い互換性と様々なポージングを可能とする可動領域に、楽しみ方の幅が増えてくるだろう。

 特に公式はミキシングやリビルトなどに追求しており、素体から作り変えることをお勧めしていることから、様々な表現方法に活用することができそうである。

 今後も様々な素体、ギミックが搭載されたものを作っていきたいとのことなので、本シリーズがどのように展開していくのか、注目していきたい。