まさか……再び肩を赤に塗るのか!? 稲城市のスコープドッグ、「レッドショルダーカスタム Version.2023」が7月28日よりスタート！

　稲城市観光協会はJR南武線稲城長沼駅前のいなぎペアパークに設置されている「実物大スコープドッグ」において、7月28日より左肩を赤く塗る「レッドショルダーカスタム Version.2023」にすることを発表した。塗装作業は天候により遅れる場合もある、この塗装は2024年の2月29日まで。

　スコープドッグはアニメ「装甲騎兵ボトムズ」の主役メカ。戦争中一番使用されたAT(アーマードトルーパー)で、戦後直後の世界を描く作中ではスクラップからでも組み上げられる。「レッドショルダーカスタム」は、主人公キリコの仲間、バニラが"吸血部隊"として恐れられた特殊部隊にあやかり左肩を赤く塗ったものだが、元レッドショルダーのキリコは「レッドショルダーの赤はもっと暗い。 血の色だ。それとマークは右肩だ」と指摘する。

　稲城市観光協会は昨年に続きスコープドッグの肩を赤くする「レッドショルダーカスタム Version.2023」とする。昨年は"正しい"右肩が赤く塗られていたが、今回はバニラが勘違いした左肩が赤く塗られるバージョンの再現となる。実は「レッドショルダーカスタム」という商品名で販売される「スコープドッグ」の関連商品では、劇中の急造品でありバニラが景気づけで左肩を塗ったこのスコープドッグが再現される場合が多い。ファンには見慣れた"左肩が赤いバージョン"となるのだ。

昨年は右肩を赤く塗った、"正規の"レッドショルダーだった。今年は左肩が赤く塗られる

　また、７月29日の16:00～20:00頃は、ペアテラス前にて「ペアテラス夏の夜店」が開催される。ペアテラス前にテントを出店し、生ビールと稲城野菜のおつまみを販売する他、スーパーボールすくい、くじ引き等のプチ屋台も出店。また、ペアテラス店内ではソフトドリンク等も用意し、ファミリーで楽しめる夜店となるとのことで、こちらも楽しみにして欲しい。