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フジミ模型、日本海軍航空母艦「加賀」&「赤城」の1/700スケールプラモデルを本日出荷開始

【1/700 特48 日本海軍航空母艦 加賀】

【1/700 特35 日本海軍航空母艦 赤城】

12月6日 出荷開始

価格:各5,280円

 フジミ模型は、プラモデル「1/700 特48 日本海軍航空母艦 加賀」および「1/700 特35 日本海軍航空母艦 赤城」の出荷を12月6日に開始する。価格は各5,280円。

 南雲機動部隊の主力空母である一航戦「加賀」、南雲機動部隊の旗艦「赤城」が再登場。艦底部を含まない洋上模型で、従来(特シリーズ)の金型と新規に設計された追加パーツで構成されている。また、一部は塗装作業を考慮した分割が行なわれている。

 どちらも、昭和16年12月真珠湾攻撃時、および昭和17年6月ミッドウェー島攻略作戦時の姿をモチーフにしており、「加賀」は、昭和10年に完了した大改装後の姿、「赤城」は昭和13年に完了した大改装後の姿を再現。飛行甲板のマーキング(デカール)は昭和16年の姿で用意されている。昭和17年6月のMI作戦時、飛行甲板の敵味方識別用(日の丸)マーキングもあり、ミッドウェー島攻略作戦時にもできる。

「1/700 特48 日本海軍航空母艦 加賀」

 航空母艦加賀は、ワシントン軍縮条約により航空母艦へと変更/建造される赤城・天城のうち、関東大震災で破損した天城に代わり航空母艦として建造された。当初は加賀型戦艦1番艦として進められていたが、赤城と同様の変更建造となった。

 昭和3年に竣工、3段の飛行甲板を持つ特異な艦形だったが、昭和9~10年に全通甲板を持つ航空母艦に改装された。

 その後は日本海軍の空母戦力の主力となり、太平洋戦争緒戦の真珠湾攻撃、インド洋作戦などに参加。昭和17年6月のミッドウェー島攻略作戦で米空母機動部隊の攻撃により被弾。艦載機や搭載爆弾/魚雷に引火し炎上の末戦没した。

「1/700 特35 日本海軍航空母艦 赤城」

 航空母艦赤城は、八八艦体計画により巡洋戦艦として建造を開始。途中、ワシントン軍縮条約により航空母艦へと変更/建造された。昭和2年の竣工時は3段の飛行甲板を持つ特異な艦形であったが、昭和10~13年に全通甲板を持つ航空母艦に大改装された。

 その後は日本海軍の空母戦力の主力となり、太平洋戦争緒戦の真珠湾攻撃、インド洋作戦などに参加。昭和17年6月のミッドウェー島攻略作戦で米空母機動部隊の攻撃により被弾。艦載機や搭載爆弾/魚雷に引火、駆逐艦の雷撃により処分された。