ニュース

「アズールレーン」から「ベルファスト メイド長とお買い物Ver.」彩色見本が初公開!ユニオンクリエイティブブースレポート【#ワンフェス】

【ワンダーフェスティバル2024[冬]】

開催期間:2月11日10時~17時

開催場所:幕張メッセ国際展示場1~8ホール

 2月11日に幕張メッセで開催された、総合造形イベントの「ワンダーフェスティバル2024[冬]」。ユニオンクリエイティブのブースでは、様々な人気作品のフィギュアが展示されていた。今回はその中から、「アズールレーン」関連の作品で目に付いた作品を5つピックアップしてご紹介してく。

ベルファスト メイド長とお買い物Ver.

 Brilliant Journeyより発売される1/7スケールフィギュアの「ベルファスト メイド長とお買い物Ver.」が、デコマスで初出展されていた。こちらは、「アズールレーン」に登場する軽巡洋艦ベルファストの着せ替えである「ベルファスト・メイド長とお買い物」のイラストを立体化したものだ。

 思う存分買い物を楽しんだ後なのか、足元には紙袋が置かれている。大きなリボンが付いた赤で統一された帽子やショール似合っており、おしゃれにお出かけしているような雰囲気がうまく出ている印象だ。それでいながら、口元はぎゅっと閉じて少しおすまし顔になっているところもベルファストらしい。

 大きなバストが目立つように胸元あたりが開いた衣装や、腰から巻いた白い紐、黒いタイツなどそれぞれの素材の違いがわかるように質感も良く出ている。発売時期や価格などは未定だが、この出来映えならば期待が持てそうだ。

アズールレーン ブレマートンバニーVer.(仮)&大鵬バニーVer.(仮)

 タイトルなどは仮称だが、フリーイングより発売が予定される1/4スケールフィギュアの「ブレマートンバニーVer.(仮)」と「大鵬バニーVer.(仮)」の原型が初出展されていた。タイトルにもあるように、どちらの作品もバニースタイルで立体化したものだが、なによりも1/4スケールというビッグサイズが目を引く。

 ふたりともトレイに飲み物を乗せて運んでいるシーンを再現しているが、ブレマートンの方はすっと立っているものの、大鵬は大きなバストとヒップをアピールするかのように前屈みになっているところもユニークだ。

 バニースーツ自体も、体のラインがわかるようにピッタリしたものとなっており、こちらも魅力的に見える。ブレマートンの衣装は、ちょうどおへそが見えるように紐で縫い合わせてられており、独特なデザインになっている。今回の展示のように、2体同時に並べて飾っておくことで部屋の中でも目立つ存在となりそうだ。

ジュリオ・チェザーレ 日差しのAlta marea

 フリーイングより発売される、1/7スケールフィギュアの「ジュリオ・チェザーレ 日差しのAlta marea」が原型で出展されていた。こちらは、戦艦ジュリオ・チェザーレの水着着せ替えである「日差しのAlta marea」をベースにアレンジされたものだ。

 元のイラストでは少し大きめのソファーに腰掛けていたが、今回はビーチチェアーでくつろいでいるような姿になっている。だが、指で布の摘まんでいるような独特のポーズはそのまま再現されており、まるで2次元から3次元の世界にそのまま飛び出してきたかのような出来映えになっている。

 少し首を傾けて、何かを見つめているような表情も魅力的だ。後ろでまとめているということもありヘアスタイルはなかなか複雑な形状をしているが、こちらも見事な造形である。

リノ サマー・スピンオフ

 こちらは、フリーイングより発売される1/7スケールフィギュアの「リノ サマー・スピンオフ」だ。軽巡洋艦リノの水着衣装である「サマー・スピンオフ」を再現したものだが、今回はその原型が展示されていた。ジュリオ・チェザーレと同様にフィギュアならではのアレンジが施されており、オリジナルのイラストではハンモックに腰掛けていたが、今回はふわふわのクッションに座っている姿となっている。

 中でも印象的なのは、水着姿で頭に巨大な帽子を被っているところだろう。こちらの帽子には、薔薇の花があしらわれており、ちょっとしたアクセントとなっている。リノが身に付けているのは露出度の高いビキニだが、大きな胸元をフォローするように、紐が結ばれているなど細部もしっかりと作り混まれている。

 リノの表情はどこかアンニュイな雰囲気に見えるが、今回の作品にはむしろそちらの方が合っている。お腹まわりや太ももの辺りなどの微妙な肉付き感も見事で、こちらも目が吸い寄せられる。

綾波 ダイナミック・キックオフ

 思わずアクションゲームか! とツッコミを入れたくなるぐらい躍動感に溢れた作品がこちらの「綾波 ダイナミック・キックオフ」だ。フリーイングから発売が予定されている1/7スケールフィギュアだが、今回はその原型が展示されていた。

 フィギュアの元となったイラストは綾波の着せ替え「ダイナミック・キックオフ」だが、足の先から出ているエフェクトも含めて、かなりの再現度だ。両手は拳法使いのような型を取りつつ、片足を大きく伸ばして蹴りを入れているというポージングは何度見ても飽きない。

 表情は大きな感情は見せずに平然としているようにも見えるが、ほほの辺りが少しだけ赤らんでいるなど、キュートな一面も表現されている。少しだけ角度を変えるとよりかわいらしく見えるので、製品が発売されたらいろいろと眺め回したくなりそうだ。