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スペーシア Xから「電車でGO!」、「ヒロアカ」、ゆりかもめまでがそろったトミーテックブース【#静岡ホビーショー】
2024年5月10日 12:05
- 【第62回 静岡ホビーショー】
- 開催期間:5月8日~12日
- 会場:
- ツインメッセ静岡
- (静岡県静岡市駿河区曲金3-1-10)
- 入場料:無料
5月8日から5月12日まで開催されている「第62回静岡ホビーショー」にてトミーテックが新作の展示をしている。
ブースではトミックスのNゲージから鉄道コレクションの新作まで、多数の新製品を並べていたのが特徴的だった。その中から筆者が注目する展示についてご紹介していこう。トミーテックのNゲージブランドとしては、大まかに言うと完成品を提供する「トミックス」と、動力が別売となっているほか、先頭車両にはライトなどが組み込まれていない「鉄道コレクション」の2つが存在する。トミックスは精密な鉄道模型、鉄道コレクションはディスプレイ型の鉄道模型と考えてよい。
ついに登場! ゆりかもめ
鉄道コレクションの新作として「ゆりかもめ」が参考展示されている。本車両は6両編成の車両をNゲージの線路で走らせることができる。
ゆりかもめは鉄輪ではなくタイヤで走っている。そこでタイヤでの走行を検討したそうだが、車両自体が小型のため重量が足らず難しかったとのこと。「線路の上を走るが、そこはイメージで補っていただきたい」と担当の方は語っていた。なおゆりかもめだが、車両のみで販売するだけでなく、好評の場合は宇都宮芳賀ライトレール線のように、線路とパワーパックを同梱した形での販売も検討しているとのことだ。
「FIRST CAR MUSEUM」が「電車でGO!」とコラボ
先頭車両のみを飾って楽しむ「FIRST CAR MUSEUM」が、タイトーの「電車でGO!」とコラボする。アーケード版の初代「電車でGO!」に収録されていた山陰本線のキハ58系、京浜東北線の209系、東海道本線の221系、山手線の205系がラインアップされる。担当の方によると、「当時10代や20代だった人が今は40代、50代になっている。『電車でGO!』で楽しんでいたそれぞれの車両を、編成でそろえるとなると数万円になってしまう。そこでリビングやデスクの上に飾って楽しめるようにFIRST CAR MUSEUMとして発売する」と語っていた。
こだわりが詰まった「スペーシア X」
今回、数多くのトミックス製品の車両が発表されたが、その中でも「注目してほしい」と担当の方が話していたのは、7月に発売される東武鉄道の特急列車「スペーシア X」だ。スペーシア Xは2023年7月に登場した特急用の新型車両。これまでのスペーシアとは異なり、内装や外装を全てアップデート。江戸文化の精髄や日光の要素を取り入れたものとなっている。
トミックスで発売されるスペーシア Xもこだわりが詰まっている。まずは先頭車両のライト回り。ハイビームとロービームを切り替えられる。また薄型の動力を採用することで、動力車であっても座席がしっかりと見えるようになった。
ヒロアカ車両が鉄道コレクションに
少年ジャンプに連載中の「僕のヒーローアカデミア」。アニメも第7期が始まったが、現在静岡鉄道は「僕のヒーローアカデミア」とコラボしたラッピング車両が走っている。この車両が鉄道コレクションの新作として2024年10月に登場する予定だ。ラインアップされるのは緑谷出久、爆豪勝己、麗日お茶子、飯田天哉、轟焦凍、切島鋭児郎、蛙吹梅雨の7キャラクターがNゲージの車両となる。
HOゲージのクリーニングカーが登場など
トミックスからはこの他、クリーニングカーが登場する。クリーニング方式は湿式と乾式でレールを磨くものだが、単3形乾電池2本を中に組み込むので、線路から給電することなく磨けるのが特徴だ。吸引力もかなりのパワーがあるのでしっかりと磨くことができる。
またトミックスとして「ロードサイドショップ(おもちゃのハローマック)」「ロードサイドショップ(東京靴流通センター)」が11月に発売される。こういった製品があるとレイアウトをリアルに作ることが可能だ。