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国鉄時代の山陰本線を走った「夜行鈍行『山陰』」をNゲージ鉄道模型に

【夜行鈍行「山陰」9両セット】

5月21日発売予定

価格:25,300円

 KATOはNゲージ鉄道模型「夜行鈍行『山陰』9両セット」を5月21日に発売する。価格は25,300円。

 国鉄時代の山陰本線を走った「山陰」は、京都~出雲市間386.2kmを結んだ夜行の普通列車。普通列車ながらB寝台車が連結されており、このB寝台座席を座席管理・発券のマルスシステムで予約できるようにするために「山陰」の愛称が与えられた。編成は荷物車、郵便荷物車、10系B寝台車、43系座席客車で組成され、DD51が牽引した。運行区間によって最終列車・始発列車・通勤通学列車・ローカル列車など様々な性格をもち、また沿線地域への郵便・荷物輸送の役割もあり、往年の山陰本線の人・モノの往来を支えた。

 商品は昭和55年(1980)前後の出雲客貨車区所属車(マニ60は浜田区所属車、スユニ61は宮原区所属車)を製品化。オハフ45 100を初の製品化。オハ46を緩急車化改造した元中間車ならではの外観を再現している。車体色はマニ60、スユニ61はぶどう色2号、その他は青15号で表現。屋根は灰色で車両によって色調を作り分けている。