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バンダイの「たまごをウムード」は、自分が産んだ卵を食べちゃう、ちょっと不思議なペットトイ【#東京おもちゃショー】

【東京おもちゃショー2024】

開催期間:

8月29日~30日(商談見本市)
8月31日~9月1日(一般公開)
会場:東京ビッグサイト(東京都江東区有明 3-11-1)

入場料:小学生以下無料・高校生以上1,800円

 バンダイのペットトイ「むぎゅむぎゅポン! たまごをウムード」は、かわいらしさの中に、ちょっと不思議なセンスが盛り込まれた、独特の世界観を持つ玩具だ。10月19日発売予定で、価格は8,800円。「ライトブルーVer.」と「パープルVer.」の2種が発売される。

【むぎゅむぎゅポン!たまごをウムード PV】

 まん丸の鳥のようなフォルム、丸くて黒目が大きいつぶらな瞳、体をぴょこぴょこと動かす姿はとてもかわいらしい。頭の上にぴょこんと跳びだした「ちょんまげ」がチャームポイントだ。

「むぎゅむぎゅポン! たまごをウムード」はバンダイブースの注目商品

 「たまごをウムード」の大きな魅力が感情表現。BGMとともに「ウムード!」と声を上げるなど20種類以上のパターンを持っているという。この豊かなパターンを楽しむにはウムードと仲良くならなければならない。

 ウムードと仲良くなるのは「ちょんまげコミュニケーション」。ウムードのおしゃべりに合わせてちょんまげをぎゅっと握ると、体を動かすアクションや、胸の「きもちスター」を光らせて応えてくれる。きもちスターは様々な色に変化し、ウムードの気持ちを伝える。

ウームドはまん丸の鳥のような姿をしたペットトイ
パッケージのぎゅっと詰まった姿も面白い
ちょんまげを握ることで様々な感情表現をする「ちょんまげコミュニケーション」
おなかの星を光らせて感情表現

 仲良くなったらウムードは「ウムウムモード」を発動させる。このモードはミニゲームになっており、ウムードが「ウムウム!」など声を上げる時に、すかさずちょんまげを握る。チャンスは3回あり、このチャンスでうまく2回以上握ることができれば、ウムードは卵を産むのだ。

【「たまごをウムード」、卵を産む「ウムウムモード」発動!】

 卵はカプセルになっており、中を開けるとウムードの仲間が入っている。しかしウムードはその卵をなんと"食べて"しまうのだ! そして再びウムードとちょんまげこみゅにケーションを続けることでウムードとの友好度が上がっていき、「ウムウムモード」が発動、「ちょんまげコミュニケーション」、「ウムウムモード」、「食べちゃう」の"やみつきループ"を繰り返すことで、ウムードの音声パターンは増えていき、より多彩な感情表現をすることとなる。仲良くなってウムードの様々なリアクションを見ることが大きな楽しみとなっている。

 ウムードが"卵を食べる"姿は衝撃的だ。体の模様だと思われたところが大きく開き、真っ赤な「口の中」がでてくる。上下には鋭い牙が生えている。ユーザーはウムードの口を大きく開け、赤い口の中に卵をセットする。こうすることでウムードは再び卵を生むことができるようになる。かわいらしいウムードが、巨大な口を持っているという衝撃、目の下にある小さな黄色い"くちばし"に見えたものが実は鼻だったのだ。口を開けたウムードは今までと全く違う雰囲気となる。ちょっとぎょっとするところもあるのが「たまごをウムード」の魅力と言えるだろう。

口を開けた姿は衝撃。口の内側には鋭い歯がある
卵の中にはウムードの仲間がいるのだが、ウムードは食べてしまう

 実はウムードは鳥ではなく、"ウムード星"からやってきた謎の生物。仲間を増やしたいと思って卵を産んでも、食欲に負けて食べてしまい、いつまでもひとりぼっちという、ちょっと切なくて不思議なバックストーリーが設定されている。この独特な世界観もウムードの面白さを引き立てている。子供はもちろん、ウムードの独特のリアクションを楽しむ幅広い層におすすめの商品だ。

ウムードの切ないストーリー