ニュース
生誕50年目の「ルービックキューブ」が大幅進化!【#東京おもちゃショー】
スピード重視や難易度変更など、プレイスタイルに合わせたバリエーションが続々リリース
2024年8月30日 16:50
- 【東京おもちゃショー2024】
- 開催期間:
- 8月29日~30日(商談見本市)
- 8月31日~9月1日(一般公開)
- 会場:東京ビッグサイト(東京都江東区有明 3-11-1)
- 入場料:小学生以下無料・高校生以上1,800円
東京おもちゃショー2024のメガハウスブースに、今年生誕50周年を迎えた立体パズル「ルービックキューブ」の新アイテムが多数展示され、来場者の注目を集めていた。
日本では1980年にリリースされ、一大ブームを巻き起こしたルービックキューブ。ハンガリーの学者エルノー・ルービック氏によって考案されたのが1974年のことで、そこから数えて今年生誕50周年を迎え、現在国内での公式販売ライセンスを持つメガハウスが「ルービックキューブ50周年プロジェクト」を実施し、様々な新製品をリリースしている。
10月発売予定の新製品「ルービックスピードキューブアドバンス」は、その名の通り6面を揃えるスピードをに特化した競技用のルービックキューブだ。各面中央のセンターキューブの角が落とされてより回しやすい設計となっているほか、角にあるコーナーキューブの内側にはマグネットが仕込まれていて、これが引き合うことで回したときにキューブのズレを防ぐのである。さら内部にあるダイヤルを調整することで回転する固さを変えられるなど、より速く揃えるための機能が内蔵されている。実際に回してみると本当に軽く、しかも面がピタリと揃うのが実に心地よく、昔ながらのものとはまるで感触の違うルービックキューブだった。
発売中の「ルービックキューブパネルズ」は、本体のキューブに付属のカラーパネルを取り付けることで解法を変えられる商品だ。カラーパネルは小(1×1)・中(3×1、2×1)・大(2×2)の3サイズがあり、合計27枚が付属する。小は黄色と青が9枚ずつあり、キューブの黄と青以外の場所に取り付けることで、6面の色を5~4色まで減らすことができる。
中と大のパネルは、複数のキューブをまたいで取り付けることで、回転ができなくなる場所が発生する。3×1や2×2のパネルは2軸が回転できなくなるので、1個はめるだけでかなり難しくなる。適当にやるとほとんど動かなくなってしまうことがあるので、取り付けるときもよく考えなければならない。
2025年1月に発売予定の「ルービックキューブバンク」は、ルービックキューブに新たに貯金箱の機能を持たせた、商品。青のセンターキューブにコイン投入口があり、入れたコインは反対側の緑1面を揃えないと取り出すことができないという機能が備わっている。貯金できるのは500円玉100枚。100mm角の大型の商品で、インテリアとして部屋に飾る楽しさもある。
(C)2024. TM & (C) Spin Master Toys UK Limited, used under license.