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海洋堂の創業者・宮脇修氏が逝去
2025年2月19日 17:48
海洋堂は、創業者である宮脇修氏が2月16日、老衰のため逝去したことを発表した。享年96歳。
宮脇修氏は1964年、大阪府守口市に一坪半の模型店「海洋堂」を開業。帆船ブームやガレージキットブームを日本に引き起こし、模型メーカーとなる。センムこと息子の宮脇修一氏と共に海洋堂を模型メーカーとして盛り立てていき、特に1999年の海洋堂の企画・製作による「日本の動物コレクション」をおまけとして入れたフルタ製菓の「チョコエッグ」が爆発的にヒットし、海洋堂の名は広く知られることとなった。
宮脇修氏は海洋堂が運営する「海洋堂ホビーランド」、株式会社龍遊館が運営するフィギュアミュージアム「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁」、「海洋堂フィギュアミュージアムミライザ大阪城」、株式会社奇想天外が運営するフィギュアミュージアム「海洋堂ホビー館四万十」、「海洋堂かっぱ館」のそれぞれ館長を務めた。
通夜ならびに葬儀、告別式は、故人ならびに遺族の意向により、近親者のみで執り行う予定。宮脇修一氏は自身のXにて、宮脇修氏の「お別れの会」を近日開催予定であることを発表している。
皆様へのお知らせ
— 宮脇修一センム(南国堂) (@sennmusann)February 18, 2025
昨日2月16日20時海洋堂館長である私の父宮脇修が96歳の生涯を閉じました。…pic.twitter.com/rR10MFsNHi