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ハピネット「R/C 陸上自衛隊 10式戦車 防水仕様」は泥だらけにして遊べる!【おもちゃビジネスフェア】

砲塔可動にBB弾発射、サウンド機能完備、走行性能も追求!

【R/C 陸上自衛隊 10式戦車 防水仕様】
10月発売予定
価格:10,780円

 商談会「おもちゃビジネスフェア2026」のハピネットブースで大きく目立っていたのが「R/C 陸上自衛隊 10式戦車 防水仕様」である。2026年10月発売予定で、価格は10,780円。全長40cmを超える大型のモデルだ。今回は白い樹脂で成型された試作モデルを展示していた。

全長40cmを超える大型モデル。戦車ならではの迫力をRCで実感できるのは期待が高まる

 「10式(ひとまるしき)戦車」は2009年より陸上自衛隊に配備された主力戦車。日本の様々な地形や、市街地でも戦闘を行えるコンパクトな戦車を目指して開発された。全長は9.42mで、最高時速は70km/h。乗員は3名で、44口径 120mm滑腔砲、12.7mm重機関銃M2、74式車載 7.62mm機関銃を装備している。

同じく自衛隊の装備を表現した「1/20 R/C 自衛隊 軽装甲機動車」。4月発売で価格は6,028円

 「R/C 陸上自衛隊 10式戦車 防水仕様」は前後左右の移動が行えるだけでなく、砲塔の回転、さらには砲身からBB弾を発射できる。BB弾発射時にはきちんと砲身がリコイルで動く様子を再現するという。サウンド機能も搭載しており、戦車が移動するときや、主砲を発射するときなどに音が鳴るという。戦車RCとして求められるアクションはしっかり搭載されているとのこと。

 その中で強く開発者がこだわったのが「防水」機能だ。ギアボックスをしっかり防水し水が入らないように細心の注意を払って開発しているという。それは履帯部分の駆動だけでなく、砲塔旋回、BB弾発射機構などを含むすべての機構をギアボックスに集中、機構部分、電池部分には水が入らないようにしている。

 なぜそこまで防水にこだわったか? それは「泥だらけにして遊んでほしいから」だと開発者は語る。戦車は泥にまみれてこそ。きれいなところで遊ぶだけでなく、雰囲気たっぷりの泥のある場所で走らせてもらいたいという。

 駆動部を防水にしたからこそ”水洗い”が可能だ。上から水をかけてもきちんと排水ができるように外部部分には水の経路を設計。さらにサイドスカートを持ち上げることで履帯部分にも水がかけられる。ちなみにこのサイドスカートを持ち上げられるギミックは現実の10式戦車にも搭載されているとのことだ。

【ディテール】
白い樹脂による試作品のため、ディテールがわかりにくいところがあるが、しっかり造形されているのがわかる
砲塔の上にあるのは車長用独立視察照準器
砲身は射撃時ブローバックするという
後部ラックなども表現
試作品でありながらその造形はこだわっている。商品は完成品なので塗装もしっかりなされる。安全基準と耐久性もしっかり満たした商品となる

 そして開発者が気を遣ったのが「BB弾発射の弾速」。本商品のBB弾発射機構はローラーを回転させ、そこにBB弾を噛ませて撃ち出すのだが、弾が速すぎては銃刀法違反になってしまうし、遅すぎては迫力が減ってしまう。この調整を現在行っているとのこと。

 弾速だけでなく、本商品は玩具として求められる厳しい安全基準を満たさねばならない。例えばアンテナなどは折れないような強度を確保すると共に、もし折れても鋭利な断面を見せないように、強い力が加わった場合は折れる前に外れるように設計されている。強度確保のため、プラモデルに比べてディテールが甘くなる部分もあるが、基準を満たした上での凝ったディテール表現を目指していくという。

コントローラーのデザインもミリタリーテイスト。砲塔操作などはボタンで行うとのこと
サイドスカートを持ち上げ、履帯に水を浴びせて洗える。本物の10式もこのようにサイドスカートが持ち上がるとのこと

 もう一つ「走行性能」もアピールしたいと開発者は意気込みを語った。10式戦車は全長は9.42m、重量約44tでありながら、最高速度70km/hという高い機動力が特徴だ。だからこそ「R/C 陸上自衛隊 10式戦車 防水仕様」はできるだけ軽快な走行が楽しめるように、設計を詰めているという。

 ハピネットの「R/C 陸上自衛隊 10式戦車 防水仕様」は東京おもちゃショー2026でより完成度の高い商品に近いバージョンを出展予定とのこと。こちらではその走行性能も見れるだろうか? 続報に期待したい。

ぜひ泥の中を走らせてみたい

1/20 R/C 自衛隊 軽装甲機動車