レビュー
ガンプラ「HG 1/144 RX-78-2 ガンダム[2020年ドバイ国際博覧会 日本館PRアンバサダー]」レビュー
2021年10月22日 00:00
マーキングシールを貼り付ける。漢字で表される“日本”と“機動戦士GUNDAM”!
マーキングシールはテトロンシールと呼ばれるもので薄く、貼り付けた状態もキレイですのでうれしい仕様です。上手に貼れればとてもかっこいいのと、今回のようなキットではこのシールを貼らなくてはまったくもって意味がないと思いますので私もチャレンジしてみました。
完成!「HG 1/144 RX-78-2 ガンダム[2020年ドバイ国際博覧会 日本館PRアンバサダー]」
文中で何度か触れさせていただいている通り。このキットは「HGUC 1/144 RX-78-2 ガンダム」のパーツを再構築しているので基本的にはその通りの仕様となっています。可動性能も同等であり、それは最新のHGUCシリーズのRX-78ガンダムを示していますがディテールや考え方を入れ込めるだけ入れ込んだ好キットとなっています。
「HG 1/144 RX-78-2 ガンダム[2020年ドバイ国際博覧会 日本館PRアンバサダー]」のレビューを終えて
私たち日本人としては“ガンダム”はもう誰でも知っているアニメーション作品でありますが、こと外国においてはその認知度はそれほど高くないという話を聞いたことがあります。今回日本館のアンバサダーに選ばれたことで日本にはこういった作品があってガンプラという文化が根付いているということが少しでも伝わるといいな、と今キットを組み立てながら思っていました。
“ガンプラ”という視点でこのキットを見ると「HGUC 1/144 RX-78-2 ガンダム」のちょっとバージョンアップ版にも見えるので両方を用意してニコイチで現状望みうる最高のHGガンダムを組み上げてみるのも面白いんじゃないでしょうか。ハイパー・バズーカやハンドなど双方にないもので補っていくと理想のガンダムが作れると思います。
万博会場でこのガンプラが販売されているかはわからないのですが、ぜひとも現地の方をはじめ来場された世界各国のみなさんに日本で生まれて40年を超えて愛されるこのすばらしいプロダクトを感じてほしいと思います。そして2025年4月からはわれらが日本・大阪にて万博が開催される予定となっています。
万博が日本で行なわれるなら……実物大立像が今よりも多く建造されているだろう“ガンダム”がそこでもメインキャラクターを務めることができれば……さらに横浜の動くガンダムもさらにバージョンアップされることになれば……なんと夢の膨らむ話でしょう。あくまで筆者独自の強い希望ですが今回のアンバサダー就任と記念限定ガンプラが発売されたことを思うと不可能なことではないよね、と夢を抱いてしまいました。
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