レビュー
「METAL ROBOT魂 ガンダムTR-1&OPパーツセット」レビュー
2022年5月19日 00:00
「ヘイズル改」を象徴する、満足度100%の豊富なオプションパーツ
付属の武装は、ビーム・ライフル、ビーム・サーベル3本、シールド、シールド・ブースター3枚、サブ・アーム・ユニット、グレネード・ランチャー、フォールディング・グリップなどがあり、これらを組み合わせることで劇中の3形態を再現できる他、自分好みのスタイルを構築することもできる。
ビーム・ライフルとシールドは、最もシンプルな武装で、ヘイズル改の象徴的なポーズもこれらを装備した状態のものとなる。シールドはグリップの他、シールド・ブースターに使うジョイントで前腕に取り付けることも可能だ。
シールド・ブースターはヘイズル改を象徴する武装で、ジョイントは2種あり、背中のブースター・ポッドにも取り付けられるようになっている。3枚のシールド・ブースターを装備すれば高機動仕様となり、肩のフォールディング・グリップを差し替えることで、モビルアーマーに匹敵する加速を持つという高速起動時の姿も再現できるようになっている。
2本のアームを内蔵するサブ・アーム・ユニットは、腰部アーマーに取り付けられる。アーム先端には3本のツメがあり、これを起こすことでビーム・サーベルを装備できる。関節の形が特徴的なので、動きの自由度はそれほどないものの、ビーム・サーベルを2本装備させれば、劇中では見られなかった超攻撃的なルックスを楽しむこともできるだろう。
このヘイズル改は、ガンダムMk-IIとパーフェクトガンダムに次いで筆者が好きなガンダムタイプのMSで、満を持してのMETAL ROBOT魂での商品化には心が躍った。今年1月に弊誌にてレビューさせていただいた同じMETAL ROBOT魂シリーズのビルバインとはまた違う質感とサイズ、そしてパーツの換装ギミックは、満足度の高いものであった。一方気になるところもあり、例えば塗装自体のクオリティは高いのだが、何カ所かに埃やゴミが混じっていたのは残念で、この部分はもう少し気を使ってもらいたいところであった。
「A.O.Z」ワールドはMETAL ROBOT魂でさらに拡大中
嬉しいことに現在、このヘイズル改に対応する「METAL ROBOT魂 <SIDE MS> Gパーツ[フルドド]&アドバンスドパーツセット」が予約を受け付け中だ。フルドドはヘイズル改用の支援戦闘機であり、合体させることで3形態の[ヘイズル・ラー]を再現することができる。また付属のパーツにより、「スナイパー装備」や「アドバンスドユニット装備」なども再現できる盛りだくさんな仕様で、このヘイズル改のプレイバリューをさらに高めるアイテムとして期待が高まっている。
この「METAL ROBOT魂 <SIDE MS> ガンダムTR-1[ヘイズル改]&オプションパーツセットは既に受注が終了していて、入手は難しいが、前述のフルドドの予約ページには次回商品化予定と思われる、TR計画の最終機体とおぼしきシルエットも披露されている。「A.O.Z」ファンには今後の展開も含め、大いに楽しみが増えたところだ。
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