レビュー

「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC 新世紀GPXサイバーフォーミュラ11 スーパーアスラーダ AKF-11」レビュー

リアルを追求した質感とメカニック描写やモードチェンジを完全再現

【ヴァリアブルアクション Hi-SPEC 新世紀GPXサイバーフォーミュラ11 スーパーアスラーダ AKF-11】

開発・発売元:メガハウス

9月27日 発送

価格:38,500円(税込)

ジャンル:完成品フィギュア

サイズ:全長約270mm

 メガハウスより完成品フィギュア「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC 新世紀GPXサイバーフォーミュラ11 スーパーアスラーダ AKF-11」が通販サイト「プレミアムバンダイ」にて9月27日より発送された。

 本商品はOVA「新世紀GPXサイバーフォーミュラ11(ダブルワン)」に登場したサイバーフォーミュラ「スーパーアスラーダ AKF-11」を立体化したもの。

「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC 新世紀GPXサイバーフォーミュラ11 スーパーアスラーダ AKF-11」

 メガハウスは「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」シリーズに登場する数々のマシンを立体化しており、造形再現はもちろんサイバーフォーミュラの特徴である車体の変形(モードチェンジ)も再現されている。その中でも「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC」シリーズは、ハイエンドモデルの立体物で迫力のサイズ感に加え、差し替えなしでモードチェンジが再現可能となっている。

 マシンデザインは「超時空要塞マクロス」シリーズなど手掛ける河森正治氏が務め、デザインのカッコよさと流れるようなモードチェンジがアニメで表現された。

 2020年に予約が開始され、発売延期を受けて、ようやく発送された「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC 新世紀GPXサイバーフォーミュラ11 スーパーアスラーダ AKF-11」の魅力を紹介していく。

栄冠のダブルワンのチェッカーフラッグを受けた「スーパーアスラーダ AKF-11」

 商品の紹介をする前に、「スーパーアスラーダ AKF-11」とアニメ「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」シリーズについて説明したい。

 「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」は1991年にTVアニメが放送されたモータースポーツを題材とした作品で、F1を遥かに凌ぐスピードと性能、そしてAIによるサポート等最先端テクノロジーを取り込んだマシンで競う次世代のモータースポーツ「サイバーフォーミュラ」というレースの中で、主人公・風見ハヤトがライバルたちと白熱のレースを繰り広げ、成長していくストーリーとなっている。

 レースで使用する近未来型レースマシン、サイバーフォーミュラはサイバーシステムと呼ばれるAIナビゲーションシステムや水素エンジン、可変機構のモードチェンジと未来感満載の設定となっており、氷原やサバンナなどオフロードラリーからオンロードサーキットまで様々なコースを走り抜けていく。

 ハヤトのマシンは搭載されているAI「アスラーダ」と同じ名前を冠しており、TVシリーズでは物語中盤からは3モードへの変形を可能とした「スーパーアスラーダ01」としてレースに挑み、第15回ワールドグランプリを制した。

 そして、物語はOVA「新世紀GPXサイバーフォーミュラ11」に続き、第16回ワールドグランプリ優勝に挑むハヤトたちの活躍が描かれている。ライバルたちのニューマシン、チャンピオンとしてプレッシャーに苦心するハヤト。チームの支えや新たな仲間との出会いによって、スランプから脱する。

サンライズ公式ホームページより「新世紀GPXサイバーフォーミュラ11」

 そこで登場したのが、ハヤトのニューマシンにして3代目となる「スーパーアスラーダ AFK-11」だ。

 空力特性を盛り込んだ流麗なラインで、ボディは一体感のあるデザインとなった。モードチェンジは、通常のサーキットモードと直線での高速走行を可能としたエアロモードがあり、ブーストポッドを展開して加速するエアロ・ブーストモードと最速を追求したサイバーフォーミュラの神髄が詰まっている。

 「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC」シリーズでは造形、変形ギミックの最高峰といえる立体化がされている。

【Amazon】dアニメストア for Prime Videoの「新世紀GPX サイバーフォーミュラ11」ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/B074MSTF5Y/

パッケージから伝わってくるサーキットのワクワク感

 パッケージのカバーでは、表面にピットガレージから出てくる「スーパーアスラーダ AFK-11」が描かれ、ドライバーである風見ハヤトやブリード加賀、城之内みきの後ろ姿が描かれている。パッケージ裏はガレージ内から待機する「スーパーアスラーダ AFK-11」にハヤトと菅生あすかの姿が描かれている。

 レース前の緊張感と高揚感が伝わってくるイラストとなっており、開ける楽しみを倍増させてくれる。

 カバーを外すと高級感ある質感の青のケースで開ければ設計図のようなクリアカバーが現れ、未来感ある演出が施されている。

【パッケージ】
蓋を開けるとマシンスペックやワイヤーフレームのような演出が

 内容物は取扱説明書と本体、台座と固定用パーツ、モードチェンジに使用するピンセットが入っている。また、プレミアムバンダイ購入特典による小冊子が付いている。

 小冊子には河森正治氏のインタビュー記事と商品設定資料が掲載されている。

【内容物】
特典小冊子

 台座への取り付けはジョイントパーツと付属のネジで固定ができる。

【台座への取り付け】
本体裏面の溝にジョイントパーツを付け、台座にあるジョイント穴に合わせる
【プレミアムバンダイで購入】

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