レビュー
「アルカナディア ユクモ」レビュー
大きな尻尾にケモミミ、和風ファンタジーが詰め込まれた可愛さに注目
2023年7月7日 00:00
- 【アルカナディア ユクモ】
- 開発・発売元:コトブキヤ
- 6月26日 発売
- 価格:9,240円(税込)
- ジャンル:プラモデル
- サイズ:全高約155mm
コトブキヤの「SF×ファンタジー」を題材とした「アルカナディア」シリーズ第3弾「ユクモ」が6月26日に発売された。価格は9,240円。
第1弾「ルミティア」が天使、第2弾「ヴェルルッタ」が悪魔をモチーフとしたデザインだが、「ユクモ」は獣人型のデザインとなっている。第1弾、第2弾では西洋的ファンタジー要素が盛り込まれているが、第3弾では和風ファンタジーを全面に押し出したアプローチとなっている。
本キットでは各部の専用パーツの組み換えによって、非戦闘状態の「ノーマルモード」と戦闘状態の「ウィライズモード」の2種類にすることができる。「ノーマルモード」では日常的な女の子の可愛さなどが楽しめる。
戦闘状態の「ウィライズモード」では可愛さを残しつつも、手にした錫杖や振袖など優美な動きが期待できる。また、筆者は錫杖が仕込み刀としての表現を備えているのがツボにはまって購入を決めた。
公開されているPV2弾でも「ルミティア」、「ヴェルルッタ」を含め、凛々しい戦闘描写が表現されいる。
それでは、「アルカナディア ユクモ」の魅力に迫っていきたいと思う。
「アルカナディア」シリーズ最大のパッケージ。パーツも大きめのものが封入
まずはパッケージデザインから見ていこう。表紙には「アルカナディア」シリーズのメインキャラクターデザインを務めるnecomi氏によるイラストが描かれている。
パッケージの大きさは、「ルミティア」、「ヴェルルッタ」の約2倍の大きさとなっており、イラストの美麗さがより際立つ。
中にはランナーが19枚、フェイスパーツ4種、塗装済みパーツ、ハンドパーツに、水転写デカール、取扱説明書が入っている。
箱の内部は中央に敷居があり、2つに分けてランナーなどが入っている。パッケージの大きさを見た時、パーツ点数の多さを予想したが、特徴的な尻尾パーツが大型となっており、そのスペース確保のためパッケージが肥大化したようだ。
中身を確認したところで次は組み立て交代を見ていこう。
© KOTOBUKIYA