レビュー

ガンプラ「HG 1/144 神バーニングガンダム」レビュー

カミキ・セカイが新たな「神バーニングガンダム」でバトルに参加! 熱い戦いが始まる!

【HG 1/144 神バーニングガンダム】

開発・発売元:BANDAI SPIRITS

発売日:2023年11月11日

価格:2,640円

ジャンル:プラモデル

全高:約125mm

 今回レビューする「HG 1/144 神バーニングガンダム」(以下、「神バーニング」)はガンダムシリーズのプラモデル(ガンプラ)同士がバトルを繰り広げるアニメ「ガンダムビルドシリーズ」から、シリーズ10周年を記念して制作された『ガンダムビルドメタバース』に登場するガンプラです。

 TVシリーズ第2作に当たる『ガンダムビルドファイターズトライ』から登場する主人公カミキ・セカイの「ビルドバーニングガンダム」を改修した「トライバーニングガンダム」、さらに「カミキバーニングガンダム」を経て誕生させたのが「神(しん)バーニングガンダム」です。

高い可動性能を有するHGシリーズで登場
『機動武闘伝Gガンダム』の「モビルファイター」さながらのポーズを再現!

 「カミキ・セカイ」は『ガンダムビルドファイターズトライ』の劇中、聖鳳学園中等部2年に転入してきた少年で、「次元覇王流拳法」の達人です。3vs3のシステムとなったガンプラバトルに仲間とともにチーム、トライ・ファイターズとなって挑みます。拳法のことしか知らなかったセカイとガンプラバトル部のたった一人の部員であり部長のホシノ・フミナ、過去の敗北によってガンプラバトルから離れていたコウサカ・ユウマが復帰することで3人は卓越したコンビネーションで強豪を打ち負かしていき、予選を勝ち抜いて決勝に進むのでした。

偏光樹脂の採用で角度を変えると色味が変わります
迫力のエフェクトパーツでダイナミックなポージングが可能!

 先日公開された『ガンダムビルドメタバース』(全3話)に登場した神バーニングガンダムは第2話の終盤、リオのラーガンダムと対戦。第3話ではヒロトが駆るプルタインガンダムと対戦しました。それぞれがお互いをリスペクトしあっていて激熱・激烈・胸アツの楽しい映像となっています。

 今回はその「HG 1/144 神バーニングガンダム」を、劇中で繰り広げられたバトルを再度視聴しながらわくわくしつつ、レビューしていきたいと思います。

「HG 1/144 神バーニングガンダム」のキット内容をチェック!

 それではキットの内容をチェックしていきましょう。ランナーはA~Iで計11枚と多く感じられるかと思いますがこれは細かなカラーリングを実現させるもので、組み立て自体が難しいことはありません。他にポリパーツ、ホイルシール、組立説明書が付属いています。

 このキットの特徴であるG1/G2、Fのクリアパーツでは偏光樹脂を採用していて角度を変えてみるとその色も変化します。組んで、見て楽しいパーツになっています。写真ではなかなか伝わりにくいと思うのでぜひ実際に手に取って体感してほしいパーツです。

【キット内容】
A:ビルドバーニングガンダムから主にメカフレーム、ハンドなど
B:カミキバーニングガンダムから主にメカフレーム、装備など
C:カミキバーニングガンダムから主に外装
D:カミキバーニングガンダムから主に外装
E1:カミキバーニングガンダムから主に腹部
F:カミキバーニングガンダムからプラフスキー粒子放出用クリアパーツ(偏光樹脂)
G1/G2:マントエフェクトの他、様々なエフェクトパーツ(偏光樹脂)
H1:マントなどのメカフレーム
H2:主に外装
I:アンテナ、胸部ダクトなど
偏光樹脂の見え方
実際に手にもって角度を変えながら見ると刻々と色が変化して楽しい!
広い面積ながら、パーツの複雑な色変化が見ていて飽きません!
ポリパーツ
ホイルシール