レビュー
ガンプラ「EG ラーガンダム」「EG ビルドストライク エクシードギャラクシー」レビュー
「ガンダムビルドシリーズ」10周年を記念してメタバース空間で戦う2機のガンプラが登場!
2023年10月6日 00:00
- 【ENTRY GRADE 1/144 ラーガンダム】
- 開発・発売元:BANDAI SPIRITS
- 発売日:2023年10月7日
- 価格:1,100円(税込)
- ジャンル:プラモデル
- 全高:約123mm
- 【ENTRY GRADE 1/144 ビルドストライク エクシードギャラクシー】
- 開発・発売元:BANDAI SPIRITS
- 発売日:2023年10月7日
- 価格:1,210円(税込)
- ジャンル:プラモデル
- 全高:約125mm
今回レビューする「ENTRY GRADE 1/144 ラーガンダム」と「ENTRY GRADE 1/144 ビルドストライク エクシードギャラクシー」はついに10周年を迎えた「ガンダムビルドシリーズ」の最新アニメ作品『ガンダムビルドメタバース』に登場する主人公ホウジョウ・リオが作り上げた“ラーガンダム”と『ガンダムビルドファイターズ』(2013年)の主人公イオリ・セイが生み出した“ビルドストライクエクシードギャラクシー”です。
「ガンダムビルドシリーズ」はプラスチックに反応する“プラフスキー粒子”によってガンプラを戦わせる“ガンプラバトル”が行われる世界を舞台に描かれる『ガンダムビルドファイターズ』(2013年)、その続編で3vs3のチームバトルとなった『ガンダムビルドファイターズトライ』(2014年)が公開。
世界観を一新し仮想世界で行われるオンラインゲームとして描かれることとなった『ガンダムビルドダイバーズ』(2018年)、その続編『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』(2019年)と長きにわたって描かれる人気シリーズです。スピンオフや外伝作品も展開しています。
そして2023年10月6日から新シリーズ『ガンダムビルドメタバース』がスタート!これまでのビルドシリーズから人気のガンプラと登場人物がおなじメタバース空間で“ガンプラバトル”を繰り広げるという、まさにガンプラビルドシリーズ10周年を記念する集大成のアニメーションとなりそうな予感です。
新たなガンプラバトルが見れる!新シリーズの報を聞いて筆者はまたあの世界を堪能できるのかとドキドキです。今回メーカーからサンプルをお借りできましたのでこちらのレビューをお届けしていきたいと思います。どちらもEG(エントリーグレード)というある意味初心者向けのガンプラではありますが実は完成度がとても高く、組んでも、動かしても楽しいシリーズですね。それではいってみましょう、PLEASE SET YOUR GUNPLA!!
▼ホウジョウ・リオが作り上げた「ラーガンダム」は太陽をあらわす!
▼イオリ・セイが「ビルドストライク」をEGでバージョンアップ!
▼異なるガンダムビルド世界が同じメタバース空間でバトルを展開!
ENTRY GRADE 1/144 ラーガンダム
『ガンダムビルドメタバース』の主人公は“ホウジョウ・リオ”。ハワイ在住の彼は日本文化に親しみがあり、リアル世界でガンプラビルド、メタバース世界でガンプラバトルのノウハウを叩き込まれ、ついに自分のオリジナルガンプラ「ラーガンダム」を完成させガンプラバトルの強者たちと邂逅するのだった……というストーリーが明かされています。どういう経緯でメタバース空間で闘うのかとても楽しみな新シリーズです!
それではキットの内容をチェックしていきましょう。ランナーはA、B、Dで計3グループとパーツ数も少なく組みやすい印象です。EGシリーズはシール類がなく組みやすいシリーズとなっています。“タッチゲート”仕様ランナーでパーツを切り出すのにニッパーさえいらず簡単組み立てを実現していますが設計・精度には最新の技術を惜しみなく投入していることがわかるすばらしいシリーズとなっています。
ハワイに住むガンプラ好きの「ホウジョウ・リオ」は日本人の祖父を持ち、武士・忍者といった日本の文化に興味を持つ少年です。バトルに負けても楽しむことを第一としてへこたれない明るい性格を持っています。
そんな彼が作り上げた“ラーガンダム”はEG(エントリーグレード)のRX-78-2ガンダムをベースに「日本の心」をイメージしたカスタムが施されています。機体名称の「ラー」はハワイ語で「太陽」の意味を持ち、リオのガンプラバトルにかける眩しい憧れが込められています。
(C)創通・サンライズ