レビュー
「Figure-rise Standard Amplified -三幻神降臨- ラーの翼神竜」レビュー
2024年10月25日 00:00
ダイナミックで変幻自在な翼パーツ!
残りは翼パーツを作れば完成だ。組み上がった際のダイナミックさを見せたいのでパーツを組み上げた姿はまだお預けにしたい。ここまで組み上げればもう一息で完成である。このキットの中でも重要な翼パーツについて早速見ていこう。
降臨!ラーの翼神竜!
以上で「Figure-rise Standard Amplified -三幻神降臨- ラーの翼神竜」が完成した。完成時の全高は約300mmで、翼を広げた際の全幅は約400mmにも及ぶ大ボリュームのキットだった。撮影含め制作時間は9時間ほどかかった。
ディスプレイベースは専用のジョイントパーツを用いて背中または腹に接続できる。パーツごと差し替えるのでディテールを損なうこともない。
Figure-rise Standard Amplifiedならではの解釈で「ラーの翼神竜」の球体形(スフィア・モード)を表現している。巨大な翼を前面に展開して球体のようなシルエットにすることができる。
ここからは背景を黒に変更。2色のゴールドパーツを用いたディテール表現の魅力を探る。
圧倒的な可動域!表現力の高いボリューム感のあるキット!
今回のキットは高級感とボリューム感を兼ね備えたキットだと感じた。特に印象的なのは黄金に輝く色彩だ。2色のゴールドパーツが使用されており、光沢の入った金色はライトの当て方によって様々な表情を見せてくれる。ランナーのボリューム感もさることながら、翼を広げた時の巨大さには驚かされた。そして最大の特徴は可動域の広さ。「ラーの翼神竜」はあまり動かないような見た目をしているのだが、Figure-rise Standard Amplifiedというフォーマットに落とし込むことで全身の可動機構で躍動感のある竜の姿を表現した。特に翼は自由に動かすことができるし、関節部の強度もかなりのもの。完成後もフィギュアのように動きをつけて楽しむことができた。
『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の「三幻神」からは今回の「ラーの翼神竜」が最初の一体となるが、10月11日開催の「全日本模型ホビーショー」で第2弾として「オベリスクの巨神兵」の商品化が発表された。残るは「オシリスの天空竜」だ。Figure-rise Standard Amplifiedシリーズでの「三幻神」の勢揃いに期待したい。
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