レビュー
「Figure-rise Standard Amplified -三幻神降臨- ラーの翼神竜」レビュー
太陽神ラー降臨!ヒエラティックテキストも読める圧倒的ディテール再現
2024年10月25日 00:00
- 【Figure-rise Standard Amplified -三幻神降臨- ラーの翼神竜】
- 開発・発売元:BANDAI SPIRITS
- 発売日:2024年10月26日
- 価格:8,470円
- ジャンル:プラモデル
- サイズ:全高約300mm
今回レビューする「Figure-rise Standard Amplified -三幻神降臨- ラーの翼神竜」はアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』で、マリクが使用する神のカードだ。ヒエラティックテキストを唱えた決闘者(デュエリスト)がコントロールを得る設定がある。球体形(スフィア・モード)、戦闘(バトル)モード、不死鳥(ゴッドフェニクス)という3つの形態を披露している。
「ラーの翼神竜」は三幻神の中でも効果が多く、マリク対孔雀舞戦で召喚された際の絶望感が特に印象に残っているカードだ。筆者が小学生の時、ゲーム「遊戯王4」にてマリクと対戦しまくって「ラーの翼神竜」を手に入れたものの、海馬デッキだったため使用不可で、交換も叶わずにお蔵入りになった思い出のあるカードだ。では早速「Figure-rise Standard Amplified -三幻神降臨- ラーの翼神竜」をレビューしていこうと思う。
神を創れる高揚感と圧倒的なパーツボリューム
まずはランナーを見ていこう。説明書を見た中では翼のディテールに力を入れていることがわかった。ランナーはA〜I、台座で2枚の合計14枚とシールでボリューム感のある構成となっている。ほとんど金色に輝くパーツで構成されている。台座も付属しているので、飾る楽しみも増えるだろう。
神々しさを見事に再現!
早速パーツを説明書通りに組み立てていく。色と大きさによって神々しさを見事に再現していると感じた。カクカクしていて鋭さのあるパーツが多いので組み上がった際のディテールも高そうだ。徹底して金色のパーツが多いので統一感のある印象を受けた。説明書通りにディスプレイベースから組み上げていく。
頭部は目の赤色をシールで再現。顎が可動し口内は細かく歯が並ぶほか、舌は別パーツ色分け再現される。
大型キットということもあり、ボディはかなり大きなパーツで構成される。複雑な造形ながら各部に関節が仕込まれる。
手足は関節部の独特の造形に注目。各部にはヒエラティックテキストが細かく刻まれているので組んでいる途中にも発見があり楽しめる。
(C) スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI