レビュー

「ENTRY GRADE 1/144 ウイングガンダム」レビュー【#ガンダムW】

あいつ大した奴だぜ!EGの少ないパーツで自分のMS組みやがった!

 ここまで「ENTRY GRADE 1/144 ウイングガンダム」いかがだったでしょうか。さすがEGシリーズ!ほんとうにサクッと組み上がってしまいました。それでいてカラフルな機体をイメージ通りに再現しており可動性能も問題がありませんでした。サクッと組み上がってガシガシ遊べる!これぞガンプラの素晴らしいところではないでしょうか。入門用として、そしてここから徹底的に作りこんだり、ディテールアップしたり、塗装に凝ってみたり、いろいろと楽しめそうなガンプラでした。

【ギャラリー】
簡単組立でもこのカラーとディテールを実現したEGシリーズのウイングガンダム!
各部もとてもバランスがよい!
「少女が見た流星」サブタイトルバックのようなポーズも可能
バスターライフルを構える
大胆なアクションポーズもとれる
大きなシールドも構えられます
頭部の可動域の広さによって飛翔するポーズも自然!
各部を見ていきましょう
ツインアイが別パーツ化でシャープな印象の頭部
スラっとした脚部
ソールの接地性も高い!
カラフルなウイングは可動します
巨大なバスターライフルもしっかり握れて保持できます
胸部のマシンキャノンやダクトのディテールがすごい!
胸部中央のマルチプライヤーの質感の違いにも注目です
肩から前腕へのディテールも満載です
前腕のツメは可動し、ハンドはシールドのグリップを保持できます
ここでキット的には触れられていない「バード形態への変形」をやってみました
シールドへのバスターライフルの装着、それをウイングガンダム本体のバックパックへ取り付けることが可能でした
脚部などは設定どおりの変形はできませんがそれなりに雰囲気は出せそうです!

「ENTRY GRADE 1/144 ウイングガンダム」のレビューを終えて

 2025年は『新機動戦記ガンダムW』の30周年!筆者は周年記念としてどういうキットが登場するのかと楽しみにしていたのですがなんとENTRY GRADEとしての登場でした。キットは非変形仕様ではありましたが、スタイリッシュなウイングガンダムをカラフルに再現し、アニメイメージそのままのディテールと期待を超える可動性能を持ちながら、少ないパーツ数で簡単な組み立てを実現しています。ガンプラの最新技術が満載のキットとして登場となりました。

【ウイングガンダムの各グレードのキットにチャレンジ!】
MG 1/100 ウイングガンダム 2010年4月28日発売、価格:4,400円
RG 1/144 ウイングガンダム 2021年6月19日発売、価格:3,520円

 ウイングガンダムは放送当時から人気の高い機体で、ガンプラの各グレードでその時代の最先端技術を盛り込みながら幾度となく登場してきました。EGでウイングガンダムに触れたなら、さらに上のグレードへステップアップしてみてはいかがでしょう。大きいサイズのMG(マスターグレード)、さらに超絶ディテールのRG(リアルグレード)とそれぞれのグレードによるウイングガンダムの表現方法の違いと変形機構を楽しめます!