レビュー

「PLAMATEA 初音ミク 中央町戦術工芸Ver.」レビュー

サイバーパンクな初音ミクがPLAMATEAに登場。繊細なアクセサリー造形に注目

【PLAMATEA 初音ミク 中央町戦術工芸Ver.】
発売元:グッドスマイルカンパニー
2026年6月 発売
価格:7,800円
ジャンル:プラモデル
サイズ:頭頂高約145mm

 グッドスマイルカンパニーとマックスファクトリーによる【人物キャラクター可動プラモデル】シリーズ「PLAMATEA」から「初音ミク 中央町戦術工芸Ver.」が6月に発売した。

PLAMATEA 初音ミク 中央町戦術工芸Ver.

 「PLAMATEA 初音ミク 中央町戦術工芸Ver.」は、イラストレーター・まご氏がデザインした中央町戦術工芸コラボ「初音ミク」をプラモデル化したもの。電子の歌姫と呼ばれる「初音ミク」のデジタルな雰囲気に、中央町戦術工芸のサイバーパンクなテイストが融合した、ポップでクールなスタイルが魅力となっている。

 PLAMATEAでは、そんなサイバーパンクな「初音ミク」が再現され、頭から足先まで散りばめられた初音ミク×中央町戦術工芸のコラボアイテムも緻密に造形されている。

 本稿では「PLAMATEA 初音ミク 中央町戦術工芸Ver.」の組み立てから完成、可動などの魅力を紹介していく。

細部まで作り込まれた造形が光る各パーツ

 最初はパッケージを見ていこう。パッケージには、中央町戦術工芸コラボ「初音ミク」をデザインした、まご氏のイラストが描かれている。ビビッドなカラーリングにサイバーパンクな初音ミクが描かれた縦長のパッケージデザインで、裏面は横向きのデザインが採用されている。

 側面には完成見本などが掲載され、アイデカールなどの情報も確認することができる。

【パッケージ】

 続いて、ランナーを確認していこう。

 本キットのランナーはABS製、PS製で合計15枚。その他、左右の靴底パーツ、スカートパーツ、フェイスパーツ、デカール、取扱説明書が入っている。

 靴底パーツ、スカートパーツ、一部ランナーパーツには塗装済みパーツが入っており、細かな色分けがされている。ランナーの成型色はジャケットのブラックをはじめ、肌のベージュ、初音ミクの特徴的なライトグリーン、台座のクリアーとなっている。

 フェイスパーツは、印刷済みの真顔と笑顔の2種に加え、デカール用の無地のものが3種入っている。デカール用パーツのうち一つは装甲マスクユニット装着顔となっている。

 取扱説明書はカラー印刷となっているので、どのパーツが何色なのかわかりやすく、組み立てがよりスムーズに進むようになっている。

【内容物】
Aパーツ
Bパーツ
Cパーツ
Dパーツ
Eパーツ
Fパーツ
Gパーツ
Hパーツ
Iパーツ
Jパーツ
Kパーツ
Lパーツ
Mパーツ
Nパーツ
Zパーツ
デカール
塗装済みパーツ(スカート、左右靴底パーツ)
フェイスパーツ(印刷済み2種、デカール用3種)
取扱説明書

 内容物を確認したところで、次は組み立て工程を見ていこう。

組み立てるだけでイメージに近い完成度。デカールによって高い情報密度を実現

 最初は頭部を組み立てていこう。

 頭部は大きく分けて、後頭部、前髪、フェイスパーツで構成されている。後頭部の特徴的なツインテールはパーツ分けされ、直線的ながらポップなデザイン、印象的な造形が再現されている。また、星のようなデザインのアクセサリーも小さいパーツで表現されている。

 中央町戦術工芸が手掛けるコラボアイテムのバレッタや装甲バインダーも再現されている。また、装甲マスクユニット装着顔はマスク部分が別パーツとなっているので、はめ込む仕様になっている。

【頭部 組み立て】
装甲マスクユニット装着顔の組み立て

 次は胴体を組み立てていこう。胸部と腹部、腰部で構成され、各部はボールジョイントで接続する形となっている。

 胸部はインナーの上にジャケットパーツを挟み込む形で、デザイン再現はもちろんのことジャケットを羽織っている立体感も演出されている。また、首元のインナー部分もパーツ分けにより色分けがされており、首にはボールジョイントを差し込む。

 腹部はジョイント部を挟み込むシンプルな構造となっている。そこにスカートパーツを通し、左右の軸受けにはめ込むようになっている。そこに股関節を仕込んだ腰部を下から差し込んで組み立てが完了する。

 また、ジャケットの襟のスパイク造形など、一部鋭いパーツがあるので組み立ての際は注意したい。

【胴体 組み立て】
スカートは腹部左右のC字の受け軸に引っ掛ける形となっている

 腕部はゆとりのある袖デザインとなっており、レザーの質感を感じさせる波打つ造形が入っている。左腕のストラップはパーツ分けされ、腕に挟み込んで組み立てる。

 手首パーツは、左手用がブラックで、右手の開き手には指ぬきグローブを表現した塗装済みのものとベージュのものがある。そのほか、ブラックとベージュでそれぞれ握り手、メガホン持ち手が収録されている。

 なお、単色の右手首パーツにはそれぞれ指ぬきグローブの造形が入っているので、塗装もしやすくなっている。

【腕部 組み立て】
手首パーツ

 脚部は細かくパーツ分けされ、スパッツや肌部分、ハイソックス、スニーカーが表現されている。膝と足首の関節は軸可動となっている。

 スニーカーは塗装済みパーツが使用され、武骨な造形を表現しつつカラフルな仕上がりとなっている。

【脚部 組み立て】

 ここまで組み立ててきたパーツを合わせることで「初音ミク」本体が完成する。

 オプションパーツのメガホン(装甲拡声器ユニット)は本体に外装を重ねて重厚感のある外観が再現され、ハンドルは本体根元の軸穴を挟み込んで、前後の可動が可能となっている。スイッチ部分には塗装済みパーツが使用されている。

【メガホン 組み立て】

 付属の台座はクリアパーツで構成され、支柱は根元、中間、先端が軸可動し、フレキシブルに可動する。

【台座 組み立て】

 最後に水転写式デカールを貼っていく。デカールはデザインナイフなどで使用するものを切り取り、水に浸し、少し浮き上がってから指定の箇所に移していく。ピンセットなどで位置を調整しつつ、余分な水分は綿棒などで吸い取って表面に貼り付けていく。

 フェイスパーツは目元部分が少しくぼみがあるので、そこを目印に好みのアイデカールを貼っていく。また、髪飾りやバレッタをはじめ、非常に小さいデカールもあるので、貼り付けの際は水分量に気を付けてほしい。

 また、本稿では最後にデカール保護のため、トップコートを吹いて仕上げている。

【デカール】
上半身
デカールを貼った状態
頭部
デカールを貼った状態
右腕部
デカールを貼った状態
左腕部
デカールを貼った状態
下半身
デカールを貼った状態
ジャケット背中
デカールを貼った状態
スニーカー
デカールを貼った状態
メガホン
デカールを貼った状態
デカール用フェイス
デカールを貼った状態

「PLAMATEA 初音ミク 中央町戦術工芸Ver.」商品概要

2026年6月 発売予定
価格:7,800円
サイズ:頭頂高約145mm
メーカー:グッドスマイルカンパニー
原型制作:まおーじ
設計:mffp