レビュー

「METAL BUILD ニルヴァーシュ type ZERO RS」(2次発送分)レビュー

4つのビークルモードへ変形

 次に「METAL BUILD ニルヴァーシュ type ZERO RS」のビークルモードを見ていこう。

 変形工程はかなり複雑で、一部の小さいパーツの移動など、丁寧に扱わないと破損の恐れがある。一方で、ダイキャストの使用によって実現した変形機構や胴体の処理など、驚きの機構を備えている。

リアタイヤのノズル、カウル位置を調整
本体からフレームを引き出し、タイヤの角度を調整
背部ユニットの下部にリアタイヤを接続
胴体フレームを引き出す
胸部パーツを収納
太ももパーツを引き出す
下半身を背部ユニット下の凹凸に合わせて位置を調整
脚部を前面に展開
腕部を後ろに回す
手首パーツをビークルモード用のものに差し替え
頭部を胴体に収納。内部のフレームの位置を調整する
肩アーマーの位置を調整
太もも裏のフレームをロック
足先を変形。脹脛、踵のタイヤを展開
背部のリアウイング接続パーツを展開
リフボードをリアウイングに変形
中央部を押し、ロックを外して左右を折る
ヒンジを動かして、折り畳む
左右先端部を折る
本体の接続部に繋げる
専用台座に延長台座パーツを繋げる。ビークルモード用のアタッチメントパーツを差し込む

 「METAL BUILD ニルヴァーシュ type ZERO RS」のビークルモードは、シャープなスポーツカーを彷彿とさせるデザインとなっている。脚部を前面に出しつつ、足先や中央のヘッドライト、背面にはマニピュレーターの甲に備わったテールライトなど自動車としての意匠も細かく盛り込まれている。

 6輪車両としてのインパクトもあり、カッコよさはもちろん人型からクルマになるシルエットの変化も魅力だ。

 また、台座もカーモデルに合わせた長方形のデザインとなり、「Nirvash type ZERO」の文字もドドンッと入り、ディスプレイのカッコよさを演出している。

ビークルモード
背面
側面
正面から見ると独特のラインがわかる
密度のあるコックピット周り
フロントはスマートな車輪
ヘッドライトなども配置されている
リアウイング、テールライト
ファットな後輪や空力制御を感じさせるブーメランナイフ

 そして、ゲッコーステイトデザインのリフボードを使用したビークルモードでは、通常のビークルモードとは一味違った外観にすることができる。

 本体の変形方法は通常と同じだが、リフボードは3分割する大胆な構成となっている。中央部が小さめのリアウイングとなり、左右パーツが変形して側面に取り付けるデザインで、フォーミュラマシンを彷彿とさせるシルエットとなっている。

 さらに、フロントタイヤの配置を変更し、左右のリフボードを変形させることで、エアロモードとオフロードモードになる。

 路面状況に合わせて、空だけでなく地上でもアクロバティックかつスタイリッシュに駆け抜ける姿を想像させる。さらに「ニルヴァーシュ」がナビゲーションをして、レントンたちの背中を押してくれそうな想像力が膨らむオリジナル形態となっている。

 なお、各モードで対応するアタッチメントパーツが異なる。

【ゲッコーステイトリフボード 変形】
リフボードを3つに分離
中央パーツはセンサー部を回転させると連動して接続パーツが収納される
左右パーツは縦に折り畳む
側面の接合パーツを起こす
【ビークルモード(ノーマル)】
側面にリフボードパーツを接続
リアウイングを装着
ビークルモード ゲッコーステイトデザイン
側面にボードを付けた流麗なライン
正面から見ると左右の空力が滑らかな印象
【ビークルモード(エアロモード)】
ボディ側の付け根部分のフレーム位置を調整
中央に寄せた配置に
よりシャープに風を切り裂くスタイルに
正面から見るとフロントの配置の違いがわかる
【ビークルモード(オフロードモード)】
ノーマルの状態からリアタイヤのフレームを引き出す
ボードパーツをさらに横に折り畳む
内側の接続部を起こす
踵、脹脛のタイヤを引き出す
側面に接続
オフロードモード。車高が高くなり、ボードもコンパクトになっている
車高が上がり、走破性を高めたデザインとなっている

 以上、「METAL BUILD ニルヴァーシュ type ZERO RS」のレビューをお送りした。

 アニメのイメージを大切にしつつ、METAL BUILDならではの情報密度の高さと、「ニルヴァーシュ」というキャラクター性を感じさせる彩色も魅力となっている。ダイキャストは、露出したゴールドのフレームのみならず、ガンメタルの重厚感ある色使いや頭部の目元など、細かい部分も見ごたえのある仕上がりとなっている。

 可動域も十分で、独特なサーフィンスタイルを再現でき、アクロバティックなポージングも楽しめる。そして、ビークルモードへの変形もでき、遊びごたえ抜群となっている。

 そして、新たに立体化されたリフボードによる新たな魅力や、ビークルモードの新形態という驚きとともに、「ニルヴァーシュ」の新たな可能性を感じさせるものだった。