【ガンダムベース撮り下ろし】ジェガンD型の特務隊仕様機を再現。「MG 1/100 スタークジェガン」

　「機動戦士ガンダムUC」にて印象的な活躍を見せた「RGM-89S スタークジェガン」が待望のマスターグレード化。発売済みの「MG 1/100 RGM-89D ジェガンＤ型」をベースに、増加装甲類を新規造形パーツにて再現したキットで、その試作品がガンダムベースに展示されていた。

「MG 1/100 スタークジェガン」。2月発売予定（1次予約分）。価格は7,480円（税込）。プレミアムバンダイ販売商品

　スタークジェガンといえばなんといっても「機動戦士ガンダムUC」第1話の冒頭で、クシャトリヤとの激しい戦いを繰り広げたロンド・ベル隊所属の機体が印象深い。クシャトリヤのオールレンジ攻撃に対し、僚機はなすすべなく撃墜されたものの、名もなきパイロットが駆るこのスタークジェガンは、ハイパー・バズーカやミサイルなどの武装を駆使して善戦。最後はビーム・サーベルによる接近戦を試みたが、胴体を真っ二つにされて敗れている。

ジェガンD型に対艦用武装を装備した機体で、その活躍に注目したファンは多いはず

MGシリーズならではのディテールやボリュームも魅力

　量産機ながらファンの多いスタークジェガンが、ついにMG化されるということで、ファンは大いに湧いた。ベースとなるジェガンD型に、そのトレードマークとも言える両肩の3連装ミサイル・ポッドや背部スラスター、武装、装甲などを新規造形にて追加。ジェガンのメインカラーであるライトグリーンにダークグレーの武装を成形色にて再現し、ジェガンD型とはまた印象の異なる機体となっている。

武装や装甲は新規造形のパーツ。ミサイル・ポッドのセンサーにはプラスチックシールを採用

　もちろん3連装ミサイル・ポッドは取り外しが可能で、グレネード・ランチャーやビーム・サーベルが収納された前腕部ウェポンラックは劇中同様のギミックを備え、好みのスタイルで楽しめる。プレミアムバンダイでは、「MG ジェガンD型」や「RE100 1/100 89 式ベース・ジャバー（ユニコーンVer.）」など関連アイテムの再販分も用意されているのも嬉しいところだ。

前腕部ウェポンラックには設定通り武器を収納できる

増加装甲を装着したコクピットハッチは開閉可能

手持ちの武器はハイパー・バズーカの他にビーム・ライフルも

　このMGスタークジェガンだが、１月12日現在、5月発送の2次予約分も在庫が終了していて次期生産分の予約は未定となっている。まだ予約ができていないという人は、ホビーオンラインショップの公式Twitterなどをチェックしておこう。