特別企画
トミカ新車インプレッション 2月は「三菱 アウトランダーPHEV」&「ルパン三世 メルセデスベンツ SSK」が登場!
2023年2月18日 09:00
道に縛られる人生なんて、つまらない。「No.10 三菱 アウトランダーPHEV」
【No.10 三菱 アウトランダーPHEV】
- 価格:各550円(税込)
- スケール:1/63
- アクション:サスペンション
三菱自動車のアウトランダーは、2005年に初代が登場。もともと“エアトレック”という名称で売られていたクルマの輸出名にあたるものでしたが国内でも“アウトランダー”という名称で誕生したクルマとなりました。国内登場時から5人もしくは7人乗りを実現、5ドアクロスオーバーSUVの存在感は三菱自動車を象徴するものとなりました。
今回のトミカのモデルとなる三代目アウトランダーPHEVは2021年に登場。二代目から設定されたPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)を引き継ぎ設定されました。現在の主な電気自動車の種別はHEV(ハイブリッド式電気自動車)、BEV(二次電池(バッテリー)式電気自動車)、そしてHEVに外部電源供給(プラグイン)機能を追加したものがPHEVとなります。外部給電ならではの急速充電やクルマによっては移動可能な電源車としても機能します。
2019年にお披露目された電動SUVのコンセプトモデル「エンゲルベルク(スイス中央部にある山間部の村)ツアラー」をベースに新コンセプト「BOLD STRIDE(ボールド・ストライド)」を掲げ、堂々とした存在感のある佇まい、大地を踏みしめる力強さ、新しい一歩を踏み出す頼もしさを全身で表現しています。三菱自動車の共通デザインになっている「DINAMIC SHILED(ダイナミック・シールド)」を現代に合わせて進化させています。
駆動用バッテリーの総電力量を20kWhに大容量化。エアコンを使ったとしても航続距離は十分に確保されています。ガソリンタンク容量は56LとすることでEV走行とHV走行を合わせた総合航続可能距離は1000km超えを達成しているとのこと。
それではトミカになった「三菱 アウトランダーPHEV」を見ていきましょう。カラーリングは通常版がレッド、初回特別仕様版がブラックになっています。通常版のレッドは「レッドダイヤモンド」、初回特別仕様のブラックは「ブラックダイヤモンド」がモデルになっているようです。モデルになったグレードは車体下部のブラックアウトがないことから“P”だと思われます。
このアウトランダーPHEVのヘッドライトはシルバーの塗装で再現されています。三菱自動車を意識させる“DINAMIC SHILED”デザインによって車体側面から回り込むようなクロームの加飾もシルバーの塗装で表現されています。フロント下部のバンパーも同様にシルバーでの塗装となりグレードが“BLACK Edition”でもないことがわかります。
前席のAピラーのブラックアウト、左右ドアにあるメッキモール、リアのコンビネーションランプは塗装で再現されています。クルマの前後にある三菱自動車のロゴ、“OUTLANDER”・“PHEV”は印刷で表現されています。ルーフのアンテナの突起やテールゲートの分割線、上部スポイラーもカッチリ再現されています。
タイヤのホイールはトミカの一般車に使われるもので、5つの台形の穴が開いたメッキホイールとなっています。タイヤハウスを覆うフェンダーはシャーシと一体化させ樹脂感が漂うブラックとなることで実車同様のSUV感を強調します。ワゴンタイプのボディをイメージ通りに再現、車内は実車では3列シートが標準ですが3列目のヘッドレストは見当たりません。アクションはサスペンションとなっています。
さすがどこでも走れるアウトランダーPHEV!一般道から山道なんてあたりまえ。休日ともなると同じアウトランダーPHEVですれ違うことも多いね!さて、今日はなにも計画せずに走り始めたよ。道に縛られる人生なんて、つまらない!
© TOMY
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