【あみあみ展示撮り下ろし】和のテイストで新たな魅力が垣間見える！「オーバーロードIV [暁想] アルベド」

　スマートフォン用ゲームの企画開発事業を行っているCraft Eggがフィギュア事業を展開。フィギュアブランドiDELiTE FiGUREの記念すべき第一弾の商品が「[暁想] アルベド」である。2024年2月発売予定で、価格は28,600円（税込）。

　TVアニメ「オーバーロード」に登場するメインヒロイン「アルベド」をモチーフにしたフィギュア。これまで数多く立体化されてきたアルベドだが、本商品は「暁想」という独自の和のテイスト盛り込んだシリーズで、これまで見たことのない新たな魅力を楽しめる作品となっている。

　普段身にまとっている純白のドレスとは雰囲気が大きく異なる紫の着物姿。刀を手に“恍惚とした表情”を浮かべているのも相まって、アルベドが持つ人間離れした妖しい魅力がさらに増している。

　「暁想」シリーズの目を見張るポイントは“キャラクターにただ和装をさせているだけじゃない”というところだ。完全オリジナルの衣装ながら“胸元の飾り”や“肌の露出部”などは普段の衣装の雰囲気を残しており、原作へのリスペクトを忘れていない。まさにファン納得のデザインとなっている。

恍惚とした表情。最愛のアインズを想っているのだろうか

紫に染まる刀は、まるで妖刀

太ももの開き具合や、胸元の飾りのデザインは、普段の衣装をオマージュしている

　着物の至る所に金の飾りや彼岸花があしらわれた、非常に美しいデザインとなっている。最愛のアインズ様が“がしゃどくろのような日本画風”にアレンジされてプリントされているのもとてもユニークだ。

着物の柄は美しくも不吉な彼岸花。金の帯もとても華やか

アインズもプリントされている。なんともアルベドらしい着物だ

　両膝をついた静的なデザインながら躍動感を強く感じられるのも注目だ。大きく広がる袖、長く美しい黒髪、特徴的な黒い翼は風になびいている造形となっており、リアルな空気感が伝わってくる見応えのある仕上がりである。

髪や羽根は、1つ1つ異なる方向に乱れているという拘りの作り込み

　既存のキャラクターを和装で表現するという挑戦的な「暁想」シリーズ。その第一弾という実験的な作品ながら、原作の雰囲気を損なうことなく綺麗に和の世界観に落とし込まれていた。

　「[暁想] アルベド」は、現在あみあみ秋葉原ラジオ会館店で本フィギュアのデコマスが展示されている。予約受付期間は4月17日11時59分までと迫っているので、気になっている人は実物をチェックして予約を急ごう。

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