【あみあみ展示撮り下ろし】メカニックな重厚感に心奪われる！「鉄機巧 スーパーロボット大戦OG アルトアイゼン」

　フレイムトイズより、2023年9月に発売されるノンスケールフィギュアの「鉄機巧 スーパーロボット大戦OG アルトアイゼン」。こちらは、バンプレストのシミュレーションRPG「スーパーロボット大戦OG」の中で、キョウスケ・ナンブが搭乗する機体「アルトアイゼン」を立体化したものだ。

　「鉄機巧」シリーズは、作品をリスペクトしつつもオフィシャルのデザインをアレンジして、重厚感溢れる塗装やダイキャストを採用した可動設計など、ロボットの魅力を最大限に引き出すことに力を入れているフィギュアブランドだ。これまでに数多くのロボットたちが作品としてリリースされてきたが、そこにアルトアイゼンが加わることとなる。

全高は約210mmで、使用されている素材はABS、POM、PA、PE、Diecastだ。

　オリジナルのアルトアイゼンは、絶対的な火力を持って正面突破を可能にする機体というコンセプトを持っているが、今回の「鉄機巧」ではよりスリムなスタイルに仕上げつつも、オリジナルの特徴はそのまま残されているといった感じだ。

　全体的には赤と白がベースカラーとなっているが、こちらも色のわりには派手には見えず、兵器らしい質感で表現されている。それに加えて、黄色や緑色のカラーがアクセントとして散りばめられており、クールさと格好良さを兼ね備えた感じに見える。

ゴツ目のボディとは異なり、意外と小顔なところもこうしたロボットならではの格好良さがある

アルトアイゼンといえば、頭部から突き出たヒートホーンも特徴のひとつだ

もはやフィギュアというよりも、描き込まれたイラストのような精密さを感じさせる

　写真だけでは伝わらないのだが、立ちポーズだけではなく広い可動域を利用したポージングを取ることができるところも特徴となっている。自分の思い描く作中の名シーンを、フィギュアで再現してみるというのも良さそうだ。

　もうひとつポイントになっているのが、各種のギミックである。頭部部分には、発光ギミックが仕込まれており、光らせることができる。それに加えて、右腕の武装である「リボルビング・ステーク」にはシリンダーから排莢できるギミックが仕込まれているといった感じだ。また、左腕の武装である「3連マシンキャノン」には軟質弾帯パーツを接続することができる。

ウェスト周りもぎゅっと締まっており、それが全体的なプロポーションの美しさに繋がっている

右腕に装着された「リボルビング・ステーク」も鋭く突き出ている

スクエア・クレイモアを内蔵した両肩など、いつまで観ていたくなるようなディテール密度がある

つま先部分は鋭利に尖ったスタイルだ。重量を支えるために、全体的にどっしりとした感じになっている

　フィギュア本体だけでも素晴らしいのだが、装備品も充実しているところも「鉄機巧」シリーズの魅力といえるだろう。こちらには、交換用手首6組、シシオウブレード、弾帯、マガジン、弾薬箱、薬莢などが用意されており、好みに応じて付け替えができるようになっている。また、ディスプレイ用の台座も付属しており、好きなポージングで飾っておくことも可能だ。

交換料手首が6組付属。それに加えてシシオウブレードや弾帯といった各種の装備品も付属している

ディスプレイ用の台座も用意されている

　こちらの「鉄機巧 スーパーロボット大戦OG アルトアイゼン」は、あみあみ秋葉原ラジオ会館店に展示されていたサンプルである。予約の受付は5月10日までとなっており、この記事が掲載されるタイミングでは残念ながら締め切り済みだ。サンプルの時点での出来映えはかなり素晴らしく、実物を目の前で見た感じでは期待通りに仕上がっているという印象であった。今後の「鉄機巧」シリーズの展開にも、注目していきたいところだ。

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