特別企画
トミカ新車インプレッション 6月は「トヨタ ノア」&「トヨタ MR2」が登場!
2023年6月19日 10:25
トヨタには常識外れのクルマがあってもいいじゃないか!「40 トヨタ MR2」
トミカプレミアム【40 トヨタ MR2】
- 価格:各935円(税込)
- スケール:1/60
- アクション:サスペンション/リトラクタブルライト展開・収納
これから空前のバブル景気を迎えようとしていた1983年の東京モーターショーで電撃的に発表されたコンセプトカー“SV-3”を若干修正し、翌年の1984年にほぼそのままの形で登場したのがそれまでの日本の一般車には採用のなかったミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)のクーペタイプのスポーツカー、それが「トヨタ MR2」です。
車名のMR2は“Midship Runabout 2seater(ミッドシップ・ランアバウト・2シーター)”の頭文字をとったもので、まさに名は体を表す車名になっています。この初代MR2では猛禽類をあしらったフロントのエンブレムが有名ですが、今回のトミカプレミアム化でもそこをきちんと再現しています。
それではトミカになった「トヨタ MR2」を見ていきましょう。ボディーカラーは通常版がホワイト、発売記念仕様版がレッドとなっています。それぞれ実車ではホワイトが「スーパーホワイトII」、レッドが「スーパーレッドII」をモデルにしているようです。80年代、90年代のトヨタユーザーにはおなじみなカラーネームとなっています。
モデルになったのは後期型に設定されたスーパーチャージャー仕様でTバールーフを再現、ルーフの低いスポーツカータイプのトミカでは車内が暗くなりがちですが、Tバールーフ装着車をモデルとすることで車内がよく見えます。当時のスポーツカーで流行だったリトラクタブルライトも開閉可能!トミカでこのギミックがあるのはとても楽しい仕様ですね!
そのヘッドライトはシルバーでの塗装となっています。ヘッドライトの面取りが湾曲しているので特に上下から角度を変えてみると表情を変えるのが楽しいところです。リアのコンビランプはレッドの塗装で再現され、車体下面にあるエキゾーストパイプのタイコやマフラーカッターもシルバーで塗装され質感が一段上のプレミアムな印象です。
トミカプレミアムのシリーズは実車のホイールを忠実再現するのが見どころです。今回の「トヨタ MR2」でも実車のホイールを忠実に再現!実車の2シーターの車内を再現し、Tバールーフの効果で明るい車内をよく見ることができます。
MR車ということでMR2の見どころはリアセクションです。2シーターになってしまいますがドライバーの直後にエンジンを搭載するMRレイアウト車は前後重量配分的にドライビングのポテンシャルが高く、F1などのレーシングカーに採用例が多いのもうなずけます。
FF車やFR車などではフロントからガラスをなぞるように立ち上がったラインが、リアへすーっと流れ落ちることになりますが、MR車のMR2はエンジンフードがリアセクションにあるのでルーフからすとんと落ち、路面と水平な廃熱用のスリットがシートの後ろにあるという特別感を感じられます。
今回の2車種は2023年6月17日(土)発売!
今回ご紹介させていただいた6月のトミカ新車「No.50 トヨタ ノア」とトミカプレミアム新車「40 トヨタ MR2」はトミカの日にあたる第3土曜日の6月17日に発売となっています。
なお、今回定番トミカの「No.26 トヨタ クラウン」「No.50 トヨタ GR ヤリス」「No.140 コマツ モータグレーダ GD675-6」と入れ替えとなります。特にGRヤリスなんてもう入れ替え?となるほど早い展開となっています。納車もれがあれば今のうちに見つけて納車しておくことをお勧めします!
トミカプレミアムでは「40 トヨタ スプリンター トレノ (AE86)」と入れ替えとなります。人気の“ハチロク”は持っておいて損はない車種です!トミカプレミアムはそのクルマがもつ魅力をハイディテールで再現し手軽に手元においておけるシリーズですので今のうちに納車しておくことをお勧めします!