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超暑いからこそ快適&安全に遊ぼう! 夏サバゲーに便利なイチオシアイテムを紹介!!【夏休み特集】

熱中症対策にゴーグルの曇り対策など

 2023年夏の気温は全国的に平年より高く、とにかく暑い。しかしながら、夏こそサバイバルゲーマーの季節。ガスガンの威力も飛距離も絶好調になる季節だからこそ、「今遊ばないともったいない!」と、ついつい時間を忘れて遊びたくなってしまうもの。そう、夏のガスガンを一度体験すると、その調子の良さに虜になってしまうのだ。

 しかし、夏のサバゲーは熱中症との戦いでもある。直射日光を浴びる野外フィールドはもちろん、室内もエアコンが効いていないと、息が上がるくらい苦しい場合もあるので油断は禁物だ。実際、早朝ウキウキと始めたのに、午後からぐったりダウンしたまま時間を迎えゲーム終了、という残念な方が筆者の周りでは後を絶たない。

 そこで本稿では、夏のサバイバルゲームを安全・安心に楽しめるグッズを紹介していこう。

ヒートギアで涼しく快適な長袖&長ズボン

 暑いから半袖、半ズボンでいいや……となる気持ちは“痛い”ほど分かる。しかし、当然ながら素肌にBB弾を撃ち込まれるとかなり“痛い”。「自分は痛いのは大丈夫!」という方もいるが、その人を撃つ側からすると「痛い思いをさせてしまう」と恐縮する場合もある。ここはマナーとして、できるだけ長袖&長ズボンを着用しよう。キツイ日差しも防げるので是非オススメしたい。

 肌へのダメージを軽減しつつ、涼しさ&快適さも追求したい。そんな方にオススメなのがアメリカのスポーツブランド「アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)」の「ヒートギア」だ。名前だけ聞くと暑そうだが、実際はその逆。汗を瞬時に吸収し、外部へ発散させる素材が使われており、常にドライで快適な状態を保ってくれる。また、アスリート向けの商品だけあって、軽くしなやかで激しい動きに対応するストレッチ性も抜群だ。

 筆者は、アンダーアーマーの長袖ベースレイヤー&レギンスに加えて、Tシャツとハーフパンツスタイルが夏の定番となっている。快適に動けつつ、強い日差しから肌も守ることができるので、ぜひお試しあれ。

 余談だが、筆者は夏場のサバゲーで使用した衣服を、帰宅後に洗濯し忘れて放置した結果、カビが大繁殖していたという経験がある。冬場も当然だが、夏は本当にとんでもないことになるので、洗濯は忘れずに……!

 下のどちらのアイテムも、過去にAmazonプライムデーの対象商品になったことがあるので、お得に買いたい方は狙ってみるといいかもしれない(2023年のプライムデーはすでに終了しているため、年末や来年のセールを狙おう)。

アンダーアーマー「トレーニングベースレイヤー UAヒートギアアーマー ロングスリーブ モック メンズ」
アンダーアーマー「トレーニングベースレイヤー UAヒートギアアーマー2.0 レギンス メンズ」
アンダーアーマー「トレーニングベースレイヤー UAヒートギア コンプレッション モック レディース」
アンダーアーマー「トレーニングベースレイヤー UAヒートギアアーマー アンクル レギンス ハイライズ レディース」

曇り対策はゴーグル&メッシュマスクが鉄板!

 サバゲーマーなら一度は体験したことがあるだろう、ゴーグル内の曇り問題。特にフルフェイス型は、自分の息や肌で蒸された空気がマスク内に充満し、視界不良となるパターンが多い。そこで、オススメなのがタクティカルゴーグル(レンズ)とメッシュマスクの組み合わせだ。

 ゴーグル自体は目の周りにピッタリ引っ付くタイプを。合わせて、曇り止めを使用しておけば万全だ。下に掲載した画像は、現在筆者が使用している装備の例。筆者の場合は「プロゴーグル」の下部分を外して、メッシュマスクと併用している。今回紹介した「フェイスガード」と同様に、頬に当たる部分がスチールではないので、長時間使用しても快適だ。

 「プロゴーグル」は強さを2段階切り替えできるファンが付いており、換気もバッチリ。曇り止めも使用しておき、どんな時期でも曇らず戦えるようにしている。最近は他にもファン付きのゴーグルが発売されているので、色々試してみるのもアリだ。ただし、安さ重視で選んだら粗悪品だった……という場合もあるので、十分考慮した上で購入してほしい。

筆者が使用している「プロゴーグル」の上部+フルフェイスマスク一体型のフェイスガード。
日本歯科商社「OTSアンチ-フォグ アルファ」をレンズにそのまま垂らして、キレイなやわらかい布やティッシュなどで薄く塗り伸ばせば完了。もちろんメガネなどにも有効だ。
Sabsta「フェイスガード」。強度申し分なしのメッシュスチール製。なにより頬の部分に柔らかいメッシュ素材を使用しており、すべてスチール製のものより長時間使っても痛くならない。これ、意外と重要。
東京マルイ「プロゴーグル/フルフェイス」。信頼と実績の東京マルイのエアソフトガン用ゴーグル。上部中央にファンがついており、スイッチを押すと使用できる。ターボモードは換気抜群だが、結構音が出るので静かな戦場での使用は通常モードがオススメ。
LayLax「タクティカルグラス バックルタイプ ゴーグル satellite」。視野角が広く、眼鏡の上からでも装着できるのが特徴。なによりレンズをワンタッチで外せるため、メンテナンスがとても楽。
日本歯科商社「OTSアンチ-フォグ アルファ」。ジェル状のレンズくもり止め及びクリーナー。持ち運びしやすく、筆者も長年愛用。数滴垂らして拭くだけで、すぐに効果を実感できるうえに安いというスグレモノ。

日除けの大定番であり重要なキャップ

 「帽子を被る」なんて至極当然なことだが、その効果は絶大。直射日光を避けるだけで、熱中症のリスクをかなり軽減できる。また、頭部へのダメージ軽減はもちろん、つば付きのキャップは目に当たる陽の光を遮れ、敵を発見しやすくなるというメリットも見込める。

 下に掲載のGUN FREAK「迷彩 キャップ」は、スタンダートかつシンプルデザインのベースボールキャップ。撥水効果のある特殊な編み生地を使用しており、速乾性も◎。

 SHENKELの「ブーニーハット 2WAY マルチカムブラック」は、隠密効果にも期待ができるブーニーハット。蒸れ防止のため左右にエアーホールが装備されているのもポイント。顎部分で紐を結べ、固定できるのも地味にありがたい。

GUN FREAK「迷彩 キャップ」
SHENKEL「ブーニーハット 2WAY マルチカムブラック」

手の蒸れを軽減するハーフフィンガーグローブ

 BB弾が当たるとかなり痛い"手"。しかし、がっつりとしたグローブをはめると蒸れて熱が籠もってしまう……という方に、ハーフフィンガーのタクティカルグローブをオススメしたい。

 ハーフフィンガータイプは手をすべて覆うタイプに比べると、熱を逃しやすくかなり快適。そして、なによりエアガンのトリガーを引くのに指が引っかからないのが良い。実際に選ぶ際は、滑り止め加工やナックル部分にプロテクターがあるもの、そしてなにより握りやすいものを選ぼう。

 下に掲載のJ-HARKの「ハーフフィンガー タクティカルグローブ」は、安価で使い勝手が良い。手の蒸れを逃がす通気孔もあり、より快適なデザインとなっている。初めてのタクティカルグローブとしてオススメ。

 ハーフフィンガータイプで爪にBB弾が当たった際に痛いのが嫌な方は、同じくJ-HARKの「フルフィンガー タクティカルグローブ」がオススメだ。

筆者が長年使用しているタクティカルグローブ。「指に(BB弾が)当たったら痛いのでは……?」と心配する方もいると思うが、握り込むと弾に直接当たる箇所は極端に減る。たしかに極稀には当たるが、記憶するかぎりほとんどない。
J-HARK「ハーフフィンガー タクティカルグローブ」
J-HARK「フルフィンガー タクティカルグローブ」

酷暑に無理は禁物! 体調に気を使って"みんなで楽しい"ゲーム作りを!

 どんなに暑くてもサバイバルゲームは面白い!思わず夢中になってしまうのも分かるが、無理が続くと身体への負担は計り知れない。直射日光を浴びる野外フィールドはもちろん、室内でも熱中症は起こり得るので、事前準備や体調管理は徹底しておこう。

 もしも倒れてしまうと、自分のみならず、今まで楽しく遊んでいた他の方も「嫌な記憶」として残ってしまう。楽しいサバイバルゲームを全員で作り上げるためにも、まずは自分の装備や道具を整えて、安全&快適なゲーム作りを心がけよう。