【あみあみ展示撮り下ろし】2人とも揃えたい！「この素晴らしい世界に祝福を！ ゆんゆん＆めぐみん原作版 波打ち際のコスプレver.」

　KADOKAWAのフィギュアブランドであるKDcolleより、2024年9月に発売予定の「この素晴らしい世界に祝福を！ めぐみん 原作版 波打ち際のコスプレver. 」と「ゆんゆん 原作版 波打ち際のコスプレver.」。そのデコマスが、現在あみあみ秋葉原ラジオ会館店で展示中だ。

　こちらの2体は、「この素晴らしい世界に祝福を!」のイラストを手掛けた三嶋くろね氏が、「波打ち際のコスプレフェスティバル」をテーマに描いたものをフィギュアとして再現したものである。どちらの作品も、波打ち際の砂浜で楽しんでいるような夏らしい雰囲気が漂ってくる作品に仕上げられている。

写真左がめぐみんで、右がゆんゆんだ

　まずは、「この素晴らしい世界に祝福を！ めぐみん 原作版 波打ち際のコスプレver. 」のほうからご紹介していこう。紅魔族の少女でスピンオフ作品の「この素晴らしい世界に爆焔を！」と「続・この素晴らしい世界に爆焔を！」では主人公となるめぐみんだが、今回は海賊帽と眼帯でコスプレチックなかわいい姿で再現されている。

　めぐみんが羽織っているブロックコートの下は、夏のビーチにふさわしく赤と白の健康的なビキニ水着だ。脇にはサメの形をした浮き輪を抱えつつ、もう片方の手には望遠鏡が握りしめられているといったギャップ感も素晴らしい。

眼帯がよく似合っている！

海賊帽の上からはカラフルな羽が生えている

　どちらかというとスレンダーなスタイルのめぐみんだが、白と赤のビキニ姿もよく似合っており、かわいらしく見える。手に抱えているサメの浮き輪や望遠鏡。腰のベルトに付けられたアクセサリー類など、細かな部分も手を抜くことなく精巧に作られている印象だ。

白と赤のビキニ姿もかわいらしい

露出度も高めでボディラインもよくわかる

　全体的に素晴らしい出来映えだが、なかでも足元の表現が見事だ。波打ち際のビーチを駆け出しているかのようなシーンなのだが、ちょうど片足をついたところに波が来て水しぶきが上がっており、海ではしゃいでいる楽しそうな様子がこちらにも伝わってくるようだ。

スラリと伸びた綺麗な脚もこの通り！

足元に波が押し寄せているような表現になっている

　もうひとつの「この素晴らしい世界に祝福を！ ゆんゆん 原作版 波打ち際のコスプレver. 」は、紅魔族の族長の娘でめぐみんとはライバル関係にあるゆんゆんを、海賊ルックで再現した作品だ。こちらは海賊のキャプテンというよりも、どちらかというと乗組員のような姿になっており、頭には赤いターバンを巻いた姿になっているところも印象的だ。

　背中側にはかなり大きめの浮き輪も手に持っており、海賊というよりはバカンスで遊びに来たといった雰囲気が漂っている。どちらの作品も台座部分は夏らしい波打ち際がテーマになっているが、できれば並べて飾っておきたくなるような仕上がりだ。

澄んだ瞳がかわいらしい、こちらのゆんゆん

真横から見たところ。体のラインもはっきりとわかる

　今回のフィギュアは、原作版と付けられている通り、彩色も原作イラストに沿った色合いになっている。そうしたこともあってか、普段のフィギュアとはひと味違った印象に見えるところも魅力のひとつといえそうだ。

原作の雰囲気を再現したような彩色が施されている

水着が透けて見えるような表現も見事だ

　腰に巻いたパレオにはクリア素材が使われており、水着が透けて見えるようになっている。チラリズムではないが、このなんとも言えないような絶妙な表現も見どころといえるだろう。浮き輪部分に使われている革製のホルダーや金属製のベルトなど質感の違いもよくでており、いつまでも眺めていたくなる。

パレオは、クリアパーツならではの繊細な表現だ

台座部分は、ギリギリ波打ち際を歩いているような表現になっている

　今回紹介した2つの作品は、いずれも予約の締め切りは今月末の1月31日となっている。あみあみ秋葉原ラジオ会館店では、デコマスが2体一緒に並べて飾られているので、実際に実物を見たいという人はこの機会を見逃さないようにしよう。

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