特別企画

「ドリームトミカ」シリーズより「千と千尋の神隠し カオナシ」と「ポケモンとどこいく!? どこいこっカー」を紹介

【ドリームトミカ No.151 ポケモンとどこいく!? どこいこっカー】

1月20日 発売

価格:880円

【ドリームトミカ ジブリがいっぱい 10 千と千尋の神隠し カオナシ】

1月20日 発売

価格:1,320円

 タカラトミーのミニカーブランド「トミカ」の色々なキャラクターやコンテンツが夢のコラボレーションした「ドリームトミカ」に「ポケモンとどこいく!? どこいこっカー」と「千と千尋の神隠し カオナシ」が1月20日に発売した。

 今回はポケモン情報バラエティ番組「ポケモンとどこいく!?」から世界中を回るピカチュウ型のロケバス「どこいこっカー」がトミカになって登場。

 そして、「トミカ」とスタジオジブリ作品がコラボした「ドリームトミカ ジブリがいっぱい」の第10弾では、映画「千と千尋の神隠し」に登場するカオナシがモチーフのトミカが発売した。本稿ではこの2台の魅力を紹介していく。

ドリームトミカ No.151 ポケモンとどこいく!? どこいこっカー
ドリームトミカ ジブリがいっぱい 10 千と千尋の神隠し カオナシ

ポケモンたちと一緒に世界を回る愉快なロケバス

 最初に紹介するのは「ポケモンとどこいく!? どこいこっカー」だ。

 上述の通り「ポケモンとどこいく!?」に登場するロケバス。パッケージは通常のトミカ同様の長方形型で、カラフルな背景を行くトミカの「どこいこっカー」が描かれている。

 トミカ本体もロケバスとあってボリューミーな造形で、手に取った時のずっしりとした重さが心地よく‟トミカならでは”の手触りとなっている。

 デザインも「ポケットモンスター」を代表するポケモン、ピカチュウをモチーフとしたもので、黄色いカラーリングにフロントはピカチュウの顔が表現されている。

 ピカチュウの耳や背中の模様もしっかりと取り込まれ、ミニサイズとなったトミカでもしっかりと再現されている。また、窓枠はモンスターボールのデザインとなっており、こちらも細かく色分けされ細部まで作り込まれている。

 また、右側面には乗降車用のドアも作られ、フロントガラスから見える車内も運転席や助手席がある。後ろには雷のような尻尾が再現され、ピカチュウらしさが表現されている。

天面にはピカチュウの耳と模様を再現
車体右側んはドア造形がある
フロントはピカチュウの顔が再現され、もちっとした頬っぺたが表現されている
尻尾の模様も色分けされている
窓は丸いモンスターボールデザイン
タイヤも細かく色分け造形されている
サスペンションアクションを搭載

 手で転ばせばすいすい走り、愉快な旅路を行くような遊びが楽しめる。

今日もポケモンの面白さを伝えに出発
「でんこうせっか」のようにすいすい進む
坂道も超えていく
可愛らしいピカチュウの顔が目印のどこいこっカーが世界を巡る

タライ舟に乗ったカオナシを表現。「千と千尋の神隠し」の世界観が詰まったトミカ

 「ドリームトミカ ジブリがいっぱい 10 千と千尋の神隠し カオナシ」は映画でも印象的なカオナシがトミカになって登場。「千と千尋の神隠し」は「ドリームトミカ ジブリがいっぱい」第3弾にて幻想的な海の上を走る「海原電鉄」がトミカで登場し、今回で2回目の搭乗となる。

 パッケージは「ドリームトミカ ジブリがいっぱい」シリーズの正方形に、桶に乗ったカオナシのトミカが描かれている。

 本トミカはカオナシの人形とタライ舟で分かれている。カオナシの人形はお面と真っ黒で透けるような黒が再現され、足元付近は透けている作りで劇中イメージに近いつくりとなっている。

 タライ舟は劇中後半にて主人公の千尋(千)とリンが乗っていたものに近く、幅の広いタライに櫂が備わった造形が再現されている。本体はダイキャスト製で重みがありつつ、裏面には4輪のタイヤが備わっている。

カオナシの人形とタライ舟
カオナシ人形は劇中の影法師のような透明感が再現され、足元は透けている
タライ船の中にはカオナシ人形を固定する軸がある
裏面には小さなクリアの車輪がついている

 人形とタライ舟を合わせて、ドリームトミカが完成。劇中ではなかったタライ舟に乗ったカオナシが表現されている。

 平たいタライの上にちょこんと乗ったカオナシはどこか可愛らしい雰囲気となっている。劇中では千尋を追って海に飛び込んだカオナシだが、ドリームトミカでは海の上を揺蕩うような独特な雰囲気となっている。

タライ舟に乗ったカオナシ
小さめの櫂やくくった縄も細かく造形されている
カオナシのお面も劇中に近い造形
小さな手も再現

 以上、「ドリームトミカ No.151 ポケモンとどこいく!? どこいこっカー」と「ドリームトミカ ジブリがいっぱい 10 千と千尋の神隠し カオナシ」を紹介してきた。

 「ドリームトミカ No.151 ポケモンとどこいく!? どこいこっカー」は番組内のロケバスのデザインが手のひらサイズで表現され、ポケモンが好きな方はもちろん可愛らしい造形が楽しいトミカとなっている。まさに夢のようなトミカとなっており、トミカタウンと合わせて街の中を走る「どこいこっカー」で世界中を回るような遊びができる。

 「ドリームトミカ ジブリがいっぱい 10 千と千尋の神隠し カオナシ」は映画の雰囲気を表現しつつ、トミカならではの組み合わせが新鮮なデザインとなっている。カオナシとタライ舟も細かく造形され、それぞれ飾っても楽しい。そして、これまで発売されてた「ドリームトミカ ジブリがいっぱい」シリーズと並べれば、スタジオジブリの牧歌的で少し不思議な世界観が楽しめる。