特別企画

【タミヤプラモデルファクトリー撮り下ろし】「1/35 ドイツ軍用サイドカー KS600」、ミニチュアサイズとは思えないほどに細部まで再現されたスケールキット!

【1/35 ドイツ軍用サイドカー KS600】

7月13日発売

価格:2,530円

 東京・新橋にあるタミヤプラモデルファクトリー東京にある「新商品展示コーナー」。様々なタミヤの新商品が展示されているなかから、今回は7月13日発売のミリタリーミニチュアシリーズ No.384の「1/35 ドイツ軍用サイドカー KS600」を紹介する。価格は2,530円。

 「1/35 ドイツ軍用サイドカー KS600」は、第二次大戦中のドイツが使用した軍用オートバイ。1938年の生産スタートから後継車輌の登場する1941年まで生産され、大戦初頭から後半まで伝令や偵察などの任務で活躍した車輌だ。

「1/35 ドイツ軍用サイドカー KS600」は7月13日発売。価格は2,530円

 本キットはオートバイとサイドカーに加え、下士官とドライバー、立ち姿の歩兵の計3体がセットになっている。また、パッケージ側面には情景製作に使える道標が印刷されているので、切り取って使用することで、パッケージにも描かれている標識を作成することができる。

左から立ち姿の歩兵、下士官、ドライバー
パッケージ側面に描かれている標識を切り取って標識パーツに付けることでパッケージに描かれている標識を再現できる

 オートバイとサイドカーは実車同様に3点で連結されており、付け外しすることができる。また、特徴的なエンジンやシャフトドライブの構造、ホイールのスポーク部分などもパーツ分割により繊細に再現されている。

画像ではわかりにくいが、サイドカーは実車同様に3点で連結されて固定されている
ホイールのスポークが左右2分割構成になっている。また、エンジンも冷却フィンをはじめ、細部まで再現されている

 メーターやナンバープレートはスライドマークで表現されており、キットには陸軍と空軍を再現できるように5種類のナンバーが付属している。また、兵士の方も装備や髪の質感や服のシワ、手にもっているヘルメットもしっかり内部まで再現するなど、リアルに表現されていて細かさに驚かされる。なかでもこの立ち姿の歩兵はどの角度からみても様になっているからすごい。

小さなメーター部分もスライドマークでしっかりと表現されている
歩兵が持つヘルメットもしっかりと内部まで再現されている
後ろからみてもしっかりと様になっている

 展示では「1/35 ドイツ軍用サイドカー KS600」の隣に「1/35 ドイツ機関銃チーム(大戦中期)」も展示されているので、ふたつのドイツキットを楽しむことができる。小さいにも関わらず、いずれも細部までしっかりと再現された素晴らしいキットなので、ぜひ実物を確認してみてほしい。