特別企画

【ガチャ撮り下ろし】甲羅の上で別の世界が広がる!「大陸ガメ-タイリクガメ-」

本格空想コンセプトフィギュアが登場

【大陸ガメ-タイリクガメ-】

9月中旬 発売

価格:1回300円

サイズ:全長約65mm

 タカラトミーアーツより、9月中旬発売のガチャ「大陸ガメ-タイリクガメ-」。こちらは、「大陸は昔、リクガメの甲羅の上にあった」とされる伝説になぞらえて、世界6大陸とリクガメを組み合わせた本格空想コンセプトフィギュアだ。

 それぞれの作品は、アーツガチャホビーチームが監修を行なっており、おもちゃというよりもアートに近い仕上がりになっている。また、ひとつのフィギュア上にも様々な世界が広がっており、じっくりと眺めたくなるような仕上がりになっているところも特徴といえるだろう。

アフリカ大陸ガメ

 こちらの「アフリカ大陸ガメ」は、アフリカの文化を甲羅に背負った大陸ガメのフィギュアだ。全長は約65mmもあり、ガチャから出るアイテムとは思えないレベルのクオリティである。大陸ガメのトゲトゲが付いた足や甲羅の絶妙な凹凸など、細部にわたって作り込まれているのがわかる。

大陸ガメらしいどっしりとしたスタイルだ
甲羅の上に古代エジプトの風景が再現されている
体全体は砂漠の砂のような黄色いカラーリングになっている

 大陸ガメの頭部には、ツタンカーメンのマスクを模したような装飾がつけられている。また、甲羅の上には、ピラミッドやスフィンクスといった古代エジプトの遺跡と共に、アフリカ大陸を原産地とするバオバブの木がそびえ立っているところも見どころとなっている。

ツタンカーメンの黄金のマスクのような見た目になっている
小さいスペースにふたつのピラミッドとスフィンクス、バオバブの木が並べられている

北アメリカ大陸ガメ

 こちらの「北アメリカ大陸ガメ」は、北アメリカの大自然と大都会のニューヨークという、異なる文化を合わせ持った場所を甲羅の上で再現した大陸ガメのフィギュアだ。体全体が自由の女神像のような、ブルーに染められているところも特徴的である。

いかにも北アメリカらしい見た目の大陸ガメだ
体全体は、美しいブルーになっている
このままのしのしと歩いていきそうだ

 大陸ガメの頭部には、自由の女神像を模したような装飾が施されている。また、甲羅の上にも自由の女神に加えて、大都会の街並みやロッキー山脈をモチーフにした世界が並べられている。亀の甲羅の上で、ひとつの大陸内にある様々な要素が見られるのはなかなか面白い。

大陸ガメの頭は自由の女神がモチーフになっている
甲羅の上には自然と都会が融和した不思議な世界が!

南極大陸ガメ

 まさに極寒の世界というイメージをそのまま再現したようなフィギュアが、こちらの「南極大陸ガメ」だ。大陸ガメの甲羅の上には南極の氷がそびえ立っており、見ているだけで涼しくなってきそうである。体全体のカラーリングも、氷の世界らしい青っぽい色合いになっている。こちらは、濃すぎず絶妙な配色になっているという印象だ。

寒い地域らしい見た目の「南極大陸ガメ」
氷の合間から、ひょっこりペンギンが見える
南極をイメージした薄いブルーの配色もお見事

 面白いのは、こちらの大陸ガメが頭部に身につけている帽子だ。ファーのついた登山用帽子をイメージしていると思われるが、どことなく山ガールのような雰囲気もありかわいらしい。また、甲羅の上には南極の氷だけではなく、ペンギンや南極観測船のような船も浮かんでおり、まさにこの世界が凝縮されているかのようだ。

なんとなく山ガール風に見えてしまう
甲羅の上はまさにジオラマ!

ユーラシア大陸ガメ

 今回発売される「大陸ガメ-タイリクガメ-」の中では、最もユニークなものがこちらの「ユーラシア大陸ガメ」といっていいかもしれない。同じユーラシア大陸といってもヨーロッパとアジアでは文化も大きく異なっているが、それを見事に再現したスタイルだ。

戦士のように強そうな見た目をした「ユーラシア大陸ガメ」
異なる文化が集まっているところがユーラシア大陸らしい
体全体は薄い紅色だ

 大陸ガメの頭には、ローマ兵のような兜を身につけている。しかし、なんといってもすごいのが甲羅の上のジオラマだ。こちらには、ローマのコロッセオや万里の長城、鳥居と、異なる文化を代表する建造物がピックアップされている。この組み合わせを見たときに、思わず笑ってしまったほどだ。

ローマ兵をイメージさせる兜を被っている
コロッセオに万里の長城、そして日本を感じさせる鳥居という組み合わせがユニークだ

南アメリカ大陸ガメ

 古代遺跡や壮大な自然の文化など、南アメリカ特有の世界観をフィギュアで再現したのが、こちらの「南アメリカ大陸ガメ」だ。モアイ像が数体立っており、何かの儀式をしているかのようなミステリーチックな雰囲気になっているところもユニークである。

古代遺跡が持つ特有の神秘に惹かれる人にはたまらない見た目だ
全体的にボリューム感がある作りになっている
甲羅の上の氷のようなものはペリト・モレノ氷河を再現している

 大陸ガメの頭には、巨大なモアイ像が取り付けられている。また、甲羅の上のジオラマにも3体のモアイ像が並んでおり、それらが一体化しているかのようだ。このジオラマ部分には、ほかにもマチュピチュ遺跡のような凸凹とした部分があるなど、いろいろと想像したくなる作りになっている。

帽子のようにモアイ像を被っているところがキュートすぎる
よくもまぁ、このサイズで様々な要素をまとめたなと感心させられる

オーストラリア大陸ガメ

 オーストリアが持つ自然な環境をフィギュアで表現したのが、こちらの「オーストラリア大陸ガメ」だ。ほかのフィギュアがどちらかというと建造物などをモチーフにしているのに対し、こちらの大陸ガメではコアラやカンガルーといった現地の動物たちがピックアップされている。

オーストラリア大陸が、突然カメなって動き出したかのような見た目だ
少しだけブレーメンの音楽隊的な雰囲気があってよい!
後ろから見ると、意外と普通のリクガメに見える

 大陸ガメの顔は、なんとコアラそのものといった見た目になっている。甲羅の上に繰り広げられているジオラマには、オーストラリアの大自然の風景と、そこに住むカンガルーが立っている。緑や水辺のような場所もあり、よく見るとハートの形をした珊瑚礁の「ハートリーフ」も再現されているのがわかる。

顔はまんまコアラだ。しかも違和感がない!?
水の上にはハートの形をした珊瑚礁が浮かんでいる

 こちらの「大陸ガメ-タイリクガメ-」は、9月中旬から発売が開始される予定だ。見た目もかなりゴツメだが、実際に手に取ってみるとそれなりにずっしりとした重量感もある。フィギュアとしても出来映えが素晴らしく、可能ならば全部集めたくなるような仕上がりだ。ちょっと変わったミニフィギュアを集めたいという人は、忘れずにチェックしておこう!