特別企画

【タミヤプラモデルファクトリー撮り下ろし】「1/48 ロッキード マーチン F-35C ライトニングII」、A、Bに続きF35Cも1/48に登場

【1/48 ロッキード マーチン F-35C ライトニングII】

12月発売予定

価格:10,450円

 東京・新橋にあるタミヤプラモデルファクトリー東京にある「新商品展示コーナー」。様々なタミヤの新商品が展示されているなかから、今回は12月発売予定の1/48 傑作機シリーズの「1/48 ロッキード マーチン F-35C ライトニングII」を紹介する。価格は10,450円。

 「1/48 ロッキード マーチン F-35C ライトニングII」は、アメリカ空軍・海軍・海兵隊が運用する様々な戦術航空機を、1種類の機体とその派生型に集約する計画に基づいて開発された多用途戦闘機「F-35 ライトニングII」の一つだ。「F-35 ライトニングII」は空軍向けのF-35A、海兵隊向けのF-35B、海軍向けのF-35Cの3タイプが同時開発され、それぞれの用途に合わせた異なる性能が与えられている。今回はそのなかでも航空母艦上での運用を目的とした艦載機型のF-35C ライトニングIIを紹介する。

「1/48 ロッキード マーチン F-35C ライトニングII」は12月発売予定。価格は10,450円

 本機最大の特徴は翼にある。 F-35Cは航空母艦上での発着艦性能向上のため、F-35A、F-35Bに比べて主翼・垂直尾翼・水平尾翼を大型化。主翼端に折り畳み機構を採用し、格納時の機体の省スペース化を実現。そのため、本キットでも主翼端は展開・折り畳みそれぞれのユニットが用意されており、完成後も差し替えが可能となっている。

主翼端は簡単にパーツの抜き差しができるようになっている

 他にも、空母での運用には必須のアレスティングフックやカタパルト射出に対応した太く堅牢な前脚柱なども正確に再現されている。

着艦時に使用するアレスティングフックを格納する部分は開状態と閉状態の部品が付属しており、状態を選ぶことができる
カタパルト射出に対応したランチバーを備えた前脚柱。前輪はダブルタイヤ式

 本キットは1/48ということもあり、上記以外にも豊富なパーツや繊細なモールドで至る所が細かく再現されている。

繊細なモールドで表現されたレーダー波吸収素材(RAM)によるコーティング
操縦桿まで細かに再現された操縦席
ハッチの内部までディテールがびっしりと造り込まれている
兵装は空対空ミサイル AIM-9X×2 、AIM-120C アムラーム×2、レーダー誘導爆弾 GBU-12×4、GPS誘導爆弾 GBU-31×2、ガンポッドが付属

 A、Bに続き12月に発売されるこのF35Cによって、1/48にF-35の全機種が勢揃いとなる。2024年7月13日に発売されたラッカー塗料のLP-84 カモフラージュグレイと合わせることで、今まで以上にリアルなF35を楽しめるようになっている。タミヤプラモデルファクトリー東京ではまさにこの組み合わせで制作された「1/48 ロッキード マーチン F-35C ライトニングII」を発売前にみることができるので、気になる方は是非チェックしてみてほしい。