特別企画

「1/16RC ドイツ連邦軍主力戦車 レオパルト2 A7V フルオペレーションセット」、転輪と履帯以外は全て新金型部品「レオパルト」の最新型!【タミヤ撮り下ろし】

【1/16RC ドイツ連邦軍主力戦車 レオパルト2 A7V フルオペレーションセット(4chプロポ付)】
6月21日発売予定
価格:151,800円

 東京・新橋にあるタミヤプラモデルファクトリー東京。多彩なタミヤ製品がずらりと並ぶ店内には、早くも「第63回 静岡ホビーショー」で発表・公開された新商品の展示が行われている。今回はそのなかから静岡ホビーショー会場に響くエンジンサウンドと砲声で来場者の視線を釘付にした「1/16RC ドイツ連邦軍主力戦車 レオパルト2 A7V フルオペレーションセット(4chプロポ付)」を紹介する。

「1/16RC ドイツ連邦軍主力戦車 レオパルト2 A7V フルオペレーションセット(4chプロポ付)」は6月21日発売予定、価格は151,800円

“A6”を超えるアップデート機――角形ライトと増加装甲を忠実再現

 レオパルト2 A7Vは車体前面に増加装甲を装着し、砲塔後部もアップデートされた最新量産型。本キットでは新型スクエアヘッドライト、厚みを増したフロント増加装甲などを最新実車取材に基づき1/16スケールで立体化している。L/55 120mm滑腔砲が長大なシルエットを引き締める。

A6の丸型からA7では角形に変更されたヘッドライト
車体前方に追加された装甲
砲塔後部を空気清浄機が占有したことで、A6時は搭載されていた収納用バスケットが廃止。代わりに砲塔側面にバスケットが増設されている。バスケットのパンチングメタル部は繊細なエッチングパーツで再現
車長用ポータブルディスプレイやMG3機関銃、側面バスケットの追加など、砲塔の構造物がA6のRCから大幅に増えている
砲身はパーティングラインの処理が不要な高精度アルミ切削製
円形のエンジングリルのメッシュ部分にはエッチングパーツを使用。
砲塔後部のグローサーやアンテナケース、車体後部のリヤパネル左右にある予備履帯ラックも見どころ。ワイヤーロープは塗装がしやすい樹脂製
スモークディスチャージャーの蓋やチェーンまでしっかりと再現されている
手前にあるのが1/35ミリタリーミニチュアシリーズの「1/35 ドイツ連邦軍主力戦車 レオパルト2 A7V」。1/16RCの凄まじい大きさか見て取れる

「DMD T-12」ユニットで挙動とサウンドを完全シンクロ

 心臓部には電子制御ユニット「DMD T-12」を搭載。前後進・超信地旋回に加え、砲塔旋回、砲身上下、主砲発射など、多くのアクションを4chプロポひとつで操作できる。

DMD T-12制御ユニットは砲塔後部に配置されている
2本の操作スティックをはじめ、10個のファンクションボタンやバックライト付き液晶画面を備えた機能的な送信機(TTU-11)が付属

 足回りにはダイキャスト金属製のサスペンションアームやスプロケットを装備。サスペンションは金属製トーションバーを使用した全輪独立タイプ。履帯は組み立て済みのダブルピン仕様の樹脂製連結式履帯。ゴムパッド部分には質感ある合成ゴムが一体成形されている。

ダイキャスト金属製スプロケットとダブルピン仕様の樹脂製連結式履帯
砲塔側面の装甲板を開いて固定ピンを外し、砲塔上部を取り外すことで、砲塔中央にセットされた走行用バッテリーを交換できる

 スケールも値段もビッグサイズな本キット。RCとして動いている姿がすごいのはもちろんだが、その大きさと細部まで再現されたクオリティの高さが生み出す迫力はみるだけでも楽しめてしまうほどだ。その勇姿をぜひタミヤプラモデルファクトリー東京まで観に行ってほしい。