特別企画
回転ギミックまで再現したカプセルトイ「1/10 SUZUMO 寿司ロボット(シャリ玉)」フォトレビュー
4種類のカラーバリエーションで登場
2025年8月26日 00:00
- 【1/10 SUZUMO 寿司ロボット(シャリ玉)】
- 開発・発売元:トイズキャビン
- 発売日:2025年8月
- 価格:1回400円
- サイズ:約60mm
トイズキャビンより、8月に発売されたカプセルトイの「1/10 SUZUMO 寿司ロボット(シャリ玉)」。こちらは、食品産業用ロボットなどを開発している鈴茂器工とのコラボレーションで生まれたアイテムだ。
今回は、鈴茂器工が取り扱っている寿司ロボットの「シャリ玉ロボット SSN-JLA/JRA」をモチーフに、1/10サイズで再現している。実際にこちらの「1/10 SUZUMO 寿司ロボット(シャリ玉)」を一通り触ってみたのだが、シンプルなミニチュアかと思いきやかなり凝った作りになっていたことに驚いた。こちらの記事では、そこからわかった魅力や特徴についてご紹介していく。
プラモデルのように作り上げていく楽しみもあり!
商品のラインナップとしては、元になった寿司ロボットと同じ青い色をしたオリジナルに加えて、パステルピンク、パステルイエロー、パステルグリーンといったファンシーな色合いのカラーバリエーションが用意されている。これらは、カプセルから取り出してすぐに遊んだり飾ったりできるというわけではない。
カプセルから出てきたのは、コンパクトにまとめられたパーツ類とマニュアル、そしてデコレーション用のシールだ。実際に組み立てるとカプセルには収まりきらないサイズになるため、よく考えられてパーツが詰め込まれていた。今回はパステルピンクをピックアップしてご紹介しているが、本体はカラーリングが異なるのみで構造は同じだ。付属する寿司のネタはカラーによって異なる。
このパーツ自体も単純に組み立てていくだけというわけではなく、中にはプラモデルのようにランナーに取り付けられているパーツもあった。そのため、実際に組み立て始める前にニッパーなどの道具を用意しておくことをオススメする。
ひとつひとつのパーツはかなり小さいことに加えて、それぞれのパーツがカッチリとはまるというよりも、単純に上に乗せただけの状態になっているものが多い。そのため、ちょっとしたことで無くしてしまうということもあるので注意が必要だ。どうしても気になる場合は、接着剤などで固定しておくといいだろう。
ランナーに取り付けられているシャリパーツは、寿司でいうところのシャリ玉とネタである。シャリパーツは、寿司ロボットのターンテーブルに取り付けていくほか、ふたつの皿にネタと合わせて寿司として盛り付けることができる。
まずはこれらのパーツをひとつひとつニッパーで切り離していきながら、ターンテーブルへの設置とさらに寿司を盛り付けていこう。このターンテーブルにシャリパーツを取り付けていくときは、少しずつ回転させながら確認することをオススメする。
というのも、このターンテーブルに設置したシャリパーツは回転させることで上下する仕組みになっているのだが、ニッパーで切り離した跡(ゲート跡)が残っていると引っかかってしまい、うまく上下しないことがあるからだ。
ターンテーブルにシャリパーツを付けて、残りのパーツを組み合わせると完成!……といいたいところだが、まだ作業が残っている。次に、寿司ロボット本体をデコレーションするためのシールを貼っていこう。シールにはロゴや注意喚起するためのマークなどが含まれているが、貼る位置は付属のマニュアルに記載されている。
もうひとつ、ディスプレイ部分に貼るためのシールも3種類用意されている。こちらはお好みで貼っても構わないが、よりこだわりたい人はマニュアルの写真に合わせてディスプレイ部分のシールを貼っていくことをオススメする。
すべてのシールを貼って寿司ロボット本体が完成したら、残りのシャリパーツと寿司ネタのパーツを組み合わせていこう。それぞれのお寿司を、同梱されているお皿に盛り付けていくといよいよ完成だ。
本物そっくりの動きも楽しめる!
1台寿司ロボットを作り上げた後で、残りの3台続けて組み立てた。実際にできたものを並べてみると、かなりカラフルになっており、それだけでも楽しい気分になる。カプセルトイとしては形状は同じではあるのだが、色以外にそれぞれのアイテムで異なっているのが付属の寿司ネタだ。
たとえば、ブルーのデザインが採用されているオリジナルには、寿司ネタとしても王道の「マグロ(赤身)」と「サーモン」が付属している。先ほども紹介したパステルピンクは、「マグロ(トロ)」と「サバ」だ。同じように、パステルイエローには「たまご」と「あなご」、パステルグリーンには「イカ」と「ブリ」といった感じで、それぞれ個性的な寿司ネタが選ばれているところも面白い。
ディスプレイ部分だけではなく、本物の本体そっくりにロゴや本体サイド部分までシールで再現できるようになっており、なかなかリアルな見た目に仕上げられる。一部のシールは余分に付いているので、予備で保管しておいたり好きなところに貼ってもいいかもしれない。
見て飾って触って楽しい!
そもそも、元になった「シャリ玉ロボット SSN-JLA/JRA」がどのように機能するマシンなのか説明すると、本体上部の蓋を開けて酢飯を入れて、液晶に表示されているボタンを押すことで本体下部のテーブルにシャリ玉が出てくるという仕組みだ。
今回の「1/10 SUZUMO 寿司ロボット(シャリ玉)」でも、そのすべてではないものの、ある程度オリジナルのマシンにあった要素が再現されている。たとえば、本体上部の蓋は取り外しが可能だ。中を開けてみると、白い酢飯がギッシリと詰め込まれた様子が見られる。この蓋の裏側には突起が付けられているが、こちらは水蒸気の水滴を戻すために設けられた構造で、実物にもある。
もうひとつのギミックが、ターンテーブル部分だ。こちらもオリジナルの寿司ロボットでは反時計回りにテーブルが回転して完成したシャリ玉が出てくるといった仕組みになっている。この「1/10 SUZUMO 寿司ロボット(シャリ玉)」では、ひとつひとつのシャリ玉が作られていくというわけではないものの、表に見える範囲についてはシャリ玉が目立つように少しせり上がった形になる。
それとは逆に、本体に隠れて見えない部分は徐々に下側に沈んでいくような作りになっているのが面白いところだ。電動式ではないため自動では回転しないが、指でこのテーブル部分を回していくことで、その動きが楽しめるようになっている。
「1/10 SUZUMO 寿司ロボット(シャリ玉)」の特徴をご紹介してきた。オリジナルの「寿司ロボット」を知っている人ならば、思わずその完成度の高さに驚いてしまったのではないだろうか? こうしたニッチなアイテムが気軽に手に入るところもカプセルトイの魅力だ。8月から順次発売しているので、アミューズメント施設などで見かけたときはぜひ手に入れておこう!




























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