特別企画

トミカ新車 11月は「フェラーリ プロサングエ」「トヨタ スポーツ800」が登場!

スポーツカーをみんなのものに「46 トヨタ スポーツ800」

【トミカプレミアム 46 トヨタ スポーツ800(通常仕様・発売記念仕様)】

  • 価格:各990円
  • スケール:1/55(全長:約64mm)
  • アクション:サスペンション/左右ドア開閉

 日本のトヨタから1965年から1969年にかけて製造・販売された小型のスポーツカー、それが「トヨタ スポーツ800」です。とにかく小型で軽量でまるっこいボディはアンダーパワーながら優れた性能でドライバーに喜びを与え、ファンからは「ヨタハチ」という愛称で呼ばれているクルマです。

 当時の開発競争でホンダのS500等といったライバルたちと共に日本製の小型スポーツカーの秀作として知られています。その名が示す通り790ccのエンジンは空冷式の水平対向2気筒OHVで、もちろん大パワーというわけではありませんが徹底した軽量化と小ぶりで丸っこいボディで空力を追求することで性能を追求しました。

【46 トヨタ スポーツ800】

 全長3,580mm/全幅1,465mm/全高1,175mmという、現代ではまずありえない小柄なボディは流体力学的に空力開発を行うために回流水槽で開発がすすめられました。その結果とにかく小さく丸くなり、かわいさも感じられるスタイリングとなっています。トミカプレミアムのヨタハチは1/55スケールで大きいほうのスケールですが、それでも全長約64mmと手の中に納めたらその小ささを実感できます。

【46 トヨタ スポーツ800:パッケージング】
通常仕様:レッド
発売記念仕様:シルバー

 それではトミカプレミアムになった「トヨタ スポーツ800」を見ていきましょう。なんといってもそのコンパクトなボディにはこのクルマが持つ魅力がキュッと凝縮されている印象です。通常仕様のカラーがレッド、発売記念仕様がシルバーです。実車ではレッドが「セミノールレッド」、シルバーが「アメジストシルバー」という名称のカラーがラインナップされていました。後に「ジルコンブルーM」というブルー系カラーが追加されますがいずれも宝石の名前でこのクルマが持つキャラクターを表すカラーリングになっています。

 空力特性を磨いたボディはとても緩いアールを描いて全身を紡ぐデザインとなっており、トミカプレミアムでもその絶妙なバランスで特徴をとらえているのがわかります。手に取ってフロントからリアにかけて全周をゆっくり回しながら見ていくと各面や各線のどれもが同じ角度ではなく感動すら覚えると思います。これがハイディテールのトミカプレミアムの魅力です!

【46 トヨタ スポーツ800:全周とアクション】
フロント:ノスタルジックな面影もあるフロントマスク
サイド:2人乗りでキャビンがぎゅっとしています
リア:大きくラウンドしたリアウインドウが特徴的
シャーシ:フロント側がボディ同色なこと、リアもボディに包まれるような構造で現代の車との比較ができて楽しい!
アクション:サスペンション/左右ドア開閉

 それでは全体を見ていきましょう。フロントセクションはクリアーパーツが採用されたヘッドライト、その周囲のメッキのベゼルも別のシルバーとなっておりシャープさに目を奪われます。中央のグリルも精密に再現されています。フロントフェンダーやそこにある流線形のウインカー、ボンネットフードの形状はぜひ注目してみて欲しい部分です。パネルラインやダクトのモールド、フードのヒンジなどのディテールを指先で感じることができます。

 コンパクトなキャビンを実現するために程よく立てられたフロントウインドウは左右に湾曲しています。トミカプレミアムでは外すことができませんが実車では取り外すことができるルーフをブラックの塗装で表現しています。ルーフトップからかわいいアールを描いてリアエンドにつながるラインを指でなぞってみるとリアウインドウとトランクフードでのアールの違いを感じられます。リアエンドにあるこれまたかわいい灯火類もチェックしておきたい部分です。

【46 トヨタ スポーツ800:ディテール Part1】
トミカで蘇るヨタハチ!
とっても小さいけど元気な小型スポーツカーです
キュッと凝縮したスタイルをハイディテールなトミカプレミアムで再現しています
現在の目で見てもそのコンパクトさやスポーツカーとしての潔さも感じます
とにかく軽量でキビキビ走れそうな印象を表現しています
丸目2灯のヘッドライトがかわいい!
リアの灯火も上下分割をモールドで再現しています
納車されたら各面や線の絶妙なアールを指でなぞって感じてみてほしい!
ルーフからリアにかけてのアールの変化も楽しい
ヘッドライトはクリアーパーツで贅沢な作りです
とても雰囲気のいいヨタハチのトミカプレミアムスタイルです
田舎の街中で出会うことができたらとても癒されそうですね

 トミカプレミアムでは実車の純正ホイールも忠実に再現しているところにも注目です。ヨタハチのシルバーのディッシュ型ホイールを忠実に再現!クルマのキャラクターと出力との兼ね合い、当時の雰囲気を漂わせる細いタイヤにも注目です。トミカプレミアムをひっくり返してシャーシ側を見てみるとシャーシのフロント側が車体と同色で塗装されていることがわかります。実車でも下面のある程度までボディーカラーが回り込んでいることからそのイメージを大切にしている処理だということがわかります。

【46 トヨタ スポーツ800:ディテール Part2】
ヘッドライトの周囲はシルバーメッキを塗装で表現しています
フロントもリアもオーバーライダータイプのバンパーを再現しています
現代の新車ではなかなか見かけないタイプのバンパーを知れるのも楽しいです
フロント側のシャーシはボディ同色で塗られていて、これも当時のバンパーとボディを再現するためと思われます
ウインドウ枠のメッキはシルバーの塗装で表現しています
リアピラーの換気用ダクトもモールドされています
リアトランク前の給油リッドもモールドされています
左右ドア開閉アクションを搭載しています
ドライバーが体を押し込んで元気よく走るさまをイメージできそうなドア開閉アクションはやっぱり楽しい!
なんだかかわいいヨタハチ
運転席のメーターのモールドに注目です!

今回紹介したトミカは2025年11月15日(土)発売!

 トミカ「No.8 フェラーリ プロサングエ」、トミカプレミアム「46 トヨタ スポーツ800」はトミカの日にあたる第3土曜日の11月15日に発売となっています。

 なお、今回定番トミカの「No.8 日産 サクラ」と「No.99 スバル フォレスター 消防指揮車」と入れ替えとなります。

 日本の日産が2022年から販売している軽トールワゴン型のBEVです。5人乗りコンパクトカーのリーフ、クロスオーバー型SUVのアリアに続いて軽規格のトールワゴンで展開するBEVで電気自動車の日産を印象付けるラインナップを構成するクルマです。そして三菱のeKクロスEVと兄弟車の関係にあります。

 消防指揮者はスバルのフォレスターを架装したモデルで、赤いボディーカラーとルーフのランプが雰囲気を高めています。今月登場の「No.99 スズキ ジムニー 多目的災害対策車」と合わせ、緊急出動するシーンをイメージさせてくれるトミカのバリエーションラインナップは楽しさ倍増します!

【今回入れ替えとなるトミカ】
No.8 日産 サクラ
No.99 スバル フォレスター 消防指揮車

来月の注目トミカはこちら!

 次回2025年12月の新車ラインナップの中から筆者の目に留まったのは定番トミカ「No.21 日産 リーフ」、トミカプレミアム「47 トヨタ ソアラ 4.0GTリミテッド」です。

 日産のリーフは同社のBEV(バッテリーEV)シリーズの中核をなすコンパクトカーです。今回トミカ化されるのは2025年から登場の3代目となるリーフです。先代のハッチバックからクロスオーバーSUVスタイルに代わり、時代に合わせた内外装や使い勝手を追求して登場します。トミカでは特徴的なスタイルやフロントマスク、カラーを再現しているようで楽しみな一台となっています。

【2025年12月登場予定の定番トミカ】
No.21 日産 リーフ

 トヨタのソアラ 4.0GTリミテッドは初代が1981年に登場した高級クーペです。トミカプレミアムのモデルとなるのは1991年から登場した3代目となるZ30型です。3ナンバーサイズとなり4.0リッターV8エンジン(他もあります)で今となっては時代を感じる仕様とスタイリング、とくにフロントマスクが印象に残るクルマです。

【2025年12月登場予定のトミカプレミアム】
47 トヨタ ソアラ 4.0GTリミテッド

 そして、トミカ55周年を記念した特別デザインのスズキ ジムニーが登場です!既に4種が登場していますがこのジムニーがラストを飾ります。黄色と白のカラーをベースにグレーのサイのグラフィックを大胆にあしらい、ホイールも前後でカラーが違うなど手の込んだデザインとなっているようです。これは楽しみですね!

【トミカ55周年記念仕様トミカ】
スズキ ジムニー トミカ55周年記念仕様
【また来月!楽しみに待っていてね!】