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美少女メカ達が纏う重武装の表現が楽しい。「メガミデバイス」と「アリス・ギア・アイギス」のコラボプラモデル達
2020年9月26日 10:30
- 【兼志谷 シタラ Ver.ガネーシャ】
- 2021年3月発売予定
- 価格:14,800円(税別)
スマホ/PC向けアクション「アリス・ギア・アイギス」は、コトブキヤの美少女メカプラモデル「メガミデバイス」の幅を大きく広げてくれた。CGならではの自由度とSFも雰囲気溢れるメカをいかにうまく表現するか、様々なアイディアが楽しい。
その1つの到達点と言えるのが「兼志谷 シタラ Ver.ガネーシャ」だろう。“纏う”という言葉を越えた巨大なメカパーツが周囲を浮遊するその武装の姿はこのシリーズの象徴とも言える。プラモデルではCGでは浮遊しているユニットをクリアパーツの台座で支えているが、ゲームでの大迫力の武装をきちんと立体物で表現しているのはやはり圧倒される。本商品の発売は2021年3月で、価格は14,800円(税別)
キャラクターの回りを浮遊する巨大なユニットをアームで浮かせたり、華奢な女の子のボディに重武装の鎧を纏わせたり、「メカ×美少女」は1980年代からあるモチーフではあるが、「アリス・ギア・アイギス」は意図的に立体物のセオリーから離れたCGモデルとして表現に奇抜さを盛り込んでいるが、それを敢えて立体物で表現しよう、というところが面白い。
今回試作品が展示されていたのが「金潟 すぐみ」。天使の羽のようにも見える背部のユニットは、本体には接続されていない設定で、プラモデルではクリアパーツのアームで浮遊感を表現している。歩行を考えていない足の形状など、ゲームでの空中に浮いたままに姿をきちんと表現していて、SF的解釈も楽しい。こういった“とがったコンセプト”が美少女の姿をしているところにデザイナーのこだわりが感じられる。こちらの発売日、価格は未定だ。
本商品の面白いところはプラモデルならではの換装だ。羽を小さく、鎧のない手足に代えることで雰囲気はグッと変わり、明るくかわいらしい雰囲気になる。表情パーツとポーズを変えただけでも凛々しい女戦士から、かわいらしいキャラクターに感じが変わる。1体だけでも様々なカスタマイズが楽しめる様に設計されているのがよくわかる。
「スサノオ」は華奢な美少女の胴体に重武装の四肢を持つ禍々しさすら感じさせるコンセプト。パーツ分割が細かく、その情報量に圧倒される。後光のようなリング状の背部パーツや、背負った巨大な剣も面白い。こちらの発売日、価格も未定。コトブキヤは美少女×メカで独自の路線を突き進みファンを多く獲得しているが、これらも注目を集めるだろう。