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家の中がシンデレラ城に、リトルマーメイドの海の中に一瞬で変わる! タカラトミーの家庭用プロジェクションマッピングシアター11月に登場
2020年9月30日 13:52
- 11月28日発売予定
- 価格:17,800円(税別)
タカラトミーはオンライン発表会を開催し、家庭でプロジェクションマッピングが楽しめる「おうちでプロジェクションマッピング ワンダービューシアター」を発表した。本商品の発売は11月28日発売、価格は17,800円(税別)。本稿では発表会の詳細を伝えたい。
プロジェクションマッピングとはスクリーンではなく、立体物に映像を投影することで様々な演出を可能とする技術。例えば恐竜の立体物の表面に映像を投影することで体表の色を変えたり、機械上の映像を投影して「メカ恐竜」にしたりできる。
本商品はお城型のマッピングボードが同梱、ディズニーキャラクターを活用した様々な映像が用意されている。さらに様々な機能が盛り込まれている。発表会ではゲストに女優の篠田麻里子さんを迎え、商品の魅力が語られた。
プロジェクションマッピングで楽しい世界を! 小さな子のいる家庭で活躍
「おうちでプロジェクションマッピング ワンダービューシアター」はプロジェクターとお城型のマッピングボード、コントローラで構成される。様々な映像だけでなく音楽で華やかな空間を作り上げる。
本商品は「マジカルプレイタイム」の第1作に当たる。「心:イマジネーション」、「知:インテリジェンス」、「身体:フィジカル」の遊びを通じて子供達の4つの要素を育成していこうというのが「マジカルプレイタイム」の理念となる。「おうちでプロジェクションマッピング ワンダービューシアター」は特にイマジネーションに刺激を与える遊びだという。
プロジェクションマッピングを映し出すには本体とボードの距離を1.1m離す必要がある。映像は建て0.8m、横0.8m。日本の家庭でも楽しめるように大きさは工夫されている。
本商品の最大の目玉は「プロジェクションマッピング機能」。お城型のマッピングボードはシンデレラ城だけでなく様々なステージへと変わる。シンデレラ城でも全景を写すだけでなく、入り口を大写しにしたりと輪郭は同じなのに印象は大きく変わる。映像は多くのプロジェクションマッピング作品を手がけるNAKED,INCが担当している。
映像は13種類。「ミッキーマウス」、「トイ・ストーリー」、「シンデレラ」などなど多彩なディズニーキャラクターをテーマに音と映像が連動し魅力的な世界を目の前に浮かび上がらせる。
そして「ゲーム・知育」だ。こちらはコントローラを使うシンプルなゲームが用意されており、その数は20種類。ひらがなや英語、数字や時間など小さな子供向けの知識が学べるゲームが用意されている。
さらに天井に映像を投影しての「おやすみムービー」、撮影した映像を取り込んで放映する「写真・動画の投影」といった機能がある。小さな子のいる家庭で活用できる機能が揃っている。
ゲストである篠田麻里子さんは4月に女の子を出産したばかり。新型コロナウィルス感染防止の自粛の中で外出もままならない中、こういった家で遊べる玩具の存在はとてもありがたいと語った。子供は生まれたばかりだが、「くまのプーさん」が大好きで、篠田さんが驚くほどの良い反応を示すという。「子供の頃にこんな玩具があれば」と思った篠田さんだったが、彼女のお父さんが一番うれしそうに「おうちでプロジェクションマッピング ワンダービューシアター」を準備していたとのこと。
「おうちでプロジェクションマッピング ワンダービューシアター」は、プロジェクションマッピングを使った新しい玩具だ。この技術はプラモデルなどでも活用可能だが、商品化はこれまで進んでいなかった。いち早く商品化を実現したのは流石タカラトミーと言えるだろう。今後この商品を皮切りにどんな展開がされていくか、とても楽しみだ。