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「勇者」シリーズ30周年記念「超勇者展」が渋谷にてスタート!

1990年代の少年達を熱狂させた「勇者」シリーズの展覧会をレポート

12月11日~2021年1月17日開催

会場:西武渋谷店 モヴィーダ館7階 特設会場

入場料:2,000円(税込)定

 1990年より放映が開始されたサンライズ制作のロボットアニメ「勇者」シリーズの放映30周年を記念する展覧会「超勇者展」が、本日12月11日より西武渋谷店モヴィーダ7階特設会場にて開催される。その内覧会が同会場にて行われた。

「超勇者展」の入口には、勇者ロボ達の集合イラストが出迎えてくれる
勇者ロボ達の巨大なイラストも
放映当時に作られたパンフレットの表紙をA4サイズのポスターとした特典を入場者に先着でプレゼント。期間によって絵柄が変わる

 「勇者」と「少年」をキーワードに、作品ごとにテーマを掲げ、1990年の「勇者エクスカイザー」から1997年の「勇者王ガオガイガー」まで8作品が展開された「勇者」シリーズ。今回のイベントでは、各シリーズの製作資料を厳選して展示。中には正式タイトルとなる前の企画段階の資料などもあり、当時熱狂したファンなら必ず見ておきたいものばかりだ。

展示は「勇者エクスカイザー」からスタート。作品ごとのポスターが展示の開始となっている
展示されている資料はメカやキャラクターなど多数。下には資料の内容が書かれている

 そのほかにも、タカラトミーの協力による、タカラ時代に発売された勇者シリーズの玩具の図面や試作品、「勇者シリーズ×世界名作劇場」のエイプリルフール企画の未公開映像、オリジナルグッズの販売など、非常に盛りだくさんな内容となっている。

旧タカラが作成した資料群。これらの資料をもとに、サンライズへのプレゼンテーションが行われ、シリーズの企画が形作られたという
「勇者」シリーズの玩具の試作品。この段階のものが見られるのは貴重だ
会場の中央にはセル画の展示も
2017年から行われているエイプリールフール企画の資料と映像。「勇者エクスカイザー」×「フランダースの犬」の「勇者エクスフランダー」や、20周年ロゴが変形する「レイブレイバー」も

 会期は2021年1月17日までとなっているが、12月29日までの展示は「勇者エクスカイザー」、「太陽の勇者ファイバード」、「伝説の勇者ダ・ガーン」、「勇者特急マイトガイン」、「勇者警察ジェイデッカー」の5作品となっており、12月30日以降は「黄金勇者ゴルドラン」、「勇者指令ダグオン」、「勇者指令ダグオン 水晶の瞳の少年」、「勇者王ガオガイガー」、「勇者王ガオガイガーFINAL」、「勇者聖戦バーンガーン」(ゲーム)の6作品に展示内容が変更となる予定だ。

グッズコーナーでは、今回のイベントのために描き下ろされた勇者ロボ達のグッズなどが多数販売される
「黄金のアーモンドチョコ」は、ここでしか買えないカード入り菓子。カードは13種類で当たり付き。12月30日からは第2弾も発売予定
アクリルフィギュアは全31種類を用意。なんと前述の「レイブレイバー」のフィギュアも
冊子「超勇者展公式アートワーク」は、勇者ロボの描き下ろしイラストを全て収録している

 なお会場は新型コロナウイルス感染拡大防止及び混雑回避のため、会期中の全日程において事前予約申込による入場制限が実施される。会場には20分ごとに14名ずつの入場となり、滞在時間は展示・物販の両エリア含め80分となっている。また物販コーナーは入場無料だが、こちらも入場制限があるので、予約をしておくと確実だ。

グッドスマイルカンパニーが2021年に発売を予定している「THE合体 HAGANE WORKS ダ・ガーンX」の試作品が初披露
バンダイの「勇者」シリーズ関連の「スーパーミニプラ」や「勇者烈伝COLLECTION」も展示されている
コトブキヤの「勇者」シリーズのプラモデルも展示されている
「ホビージャパン」と「千値練」による「AMAKUNI機神 勇者王ガオガイガーFINAL ジェネシックガオガイガー」
タカラから過去に発売された玩具のシリーズも。懐かしいと思うファンは多いはず