ニュース

バンダイナムコ、2020年度決算を発表。「ガンダム」好調でトイホビーは前期比43.0%の増益

5月11日 発表

 バンダイナムコホールディングスは5月11日、2021年3月期(2020年4月1日より2021年3月31日)の連結業績を発表した。

 決算発表を確認すると全体の売上高は7,409億円となり2.3%増加、営業利益は8,465億円で7.5%の増加となっている。新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けたとしつつも、国内外のトイホビー事業では大人向けのハイターゲット層に向けた商品や新規IPを活用した商品の影響が好調であったと発表した。

 具体的には「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデルやコレクターズフィギュアなどの商品が好調に推移したほか、「仮面ライダー」シリーズなどの定番IP商品や新規IPを活用した玩具とお菓子の玩具周辺商材が売れ行きを伸ばしたという。その結果、売上高は2,960億円で前期比16.7%の増加、セグメント利益は382億円で前期比43%増加という結果になったことを明らかにした。