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【静岡ホビーショー】生誕50周年を迎えた「NISSAN フェアレディ 240ZG」が完全新規の1/24プラモデルで発売。極細のメッキパーツで細部装飾を表現
2021年5月15日 00:35
- 6月12日発売予定
- 価格:4,620円(税込)
今年生誕50周年を迎えた日産「フェアレディ 240ZG」のプラモデルが、タミヤから6月に発売となる。初代フェアレディZ S30型の中でも、フロントに備えられた「エアロダイナ・ノーズ(通称Gノーズ)」から流れるようなシルエットを備えた240ZGは、特定の世代のスポーツカーファンが頭に浮かべる「フェアレディZ」の姿である。
過去にタミヤは「1/24 スポーツカーシリーズ」にて、歴代フェアレディZをキット化しているのだが、この240ZGに限っては「1/12 ビッグスケール」シリーズで発売されていて、1/24スケールでは発売されていなかった。今回同車の生誕50周年を記念し、キット化へと至った。
満を持して発売されるこのキットは、現在のタミヤの技術を結集して設計されている。タミヤのスタッフが推していたのは、窓枠のモールやヘッドランプカバーのリムが専用のメッキパーツで造形されている点だ。1/24スケールのキットではこれらの箇所がかなり細くなり、塗装の難易度がグッと上がってしまうのだが、このキットではこうした箇所をABS製のメッキパーツで表現しているのだ。
その他、ホイールはメッキパーツを含む3パーツ構成で、組み立てるだけで模様が完成。さらに細かなリムやミラーなどは付属のインレットマークを貼ることでメッキ風の質感になるのである。
外観だけでなく、エンジンやサスペンションなどのパーツも可能な限り実車に近づけた設計で、形状の表現だけで妥協せず、その設置構造まで再現しているというのだ。作りやすさとリアルさを両立させ、作ってみたいという衝動に駆られるキットである。