【静岡ホビーショー】さらなる飛躍を見せるコトブキヤ「メガミデバイス」の魅力をレポート

　コトブキヤはイベント「第60回 静岡ホビーショー」にて「メガミデバイス」シリーズ最新作「メガミデバイス 皇巫 スサノヲ 蒼炎」のデコマス（彩色見本）を初公開した。また、「武装神姫」、「アリス・ギア・アイギス」とのコラボ商品デコマスも展示されている。

　「メガミデバイス 皇巫 スサノヲ 蒼炎」は1月に発売された「メガミデバイス 皇巫 スサノヲ」のバリエーションキットだ。

メガミデバイス 皇巫 スサノヲ

　カラーリングの違いはもちろん目を引くのは全身に纏る蒼い炎のエフェクトだ。

　共通パーツを使いつつ、新たにエフェクトパーツが追加されダイナミックなディスプレイとなっており、その存在感に目を奪われた。

　頭からつま先、武器や装甲から噴き出すエフェクトは美しい造形を演出している。

　このクリアパーツによるエフェクトパーツに合わせて、手首パーツもクリア仕様のものが登場。これは「メガミデバイス」シリーズでも初の試みだという。

【メガミデバイス 皇巫 スサノヲ 蒼炎】

アーマーの各所から噴き出す蒼い炎が見る者を虜にする

カラーリングも明るい色となり、軽やかな印象

炎のように揺らめく刀身が幻想的に映える

つま先も炎の爪となっている

手首パーツもクリアパーツが使用されている。また、首元の小さなエフェクトやフェイスパーツも片目に傷跡と細かなこだわりが垣間見える

背部のパーツも大型のパーツによってメカ部分を形成している

　「メガミデバイス」シリーズは、数々のバリエーションキットが発売されている。

　その中でも既存のキャラクター素体に、同社のカスタムパーツプラモデル「M.S.G.モデリングサポートグッズ」とを合わせ違った印象のキャラクターを構築している。そうした商品の開発には実際に「M.S.G.モデリングサポートグッズ」から選び、組み立てる試みもされているとのこと。

　そして、「メガミデバイス」シリーズでも特徴的なのが、外部作品とのコラボ商品が発売されていることだろう。

　今回のイベントではコナミデジタルエンタテインメントの「武装神姫」シリーズより「アーンヴァル」、ピラミッドとコロプラより配信されているスマートフォン用武装カスタマイズアクションゲーム「アリス・ギア・アイギス」シリーズより「小芦 睦海」が展示されている。

武装神姫 アーンヴァル

アリス・ギア・アイギス 小芦 睦海

　こうしたコラボレーション商品が「フレームアームズ・ガール」よりも「メガミデバイス」から出ているのだ。

　もちろん、デザインや素体の構造的な面でフィットするシリーズが選ばれているのもある。一方で「フレームアームズ・ガール」は人間的な表現に向いているという。

　「メガミデバイス」では素体に加え、重装甲を纏うキャラクターが多く、そうした動かしやすさやホビー的な観点が様々な作品のキャラクターの立体化をしやすくしているのだろう。

【武装神姫 アーンヴァル】

キリっとした表情や細身の素体となっている

武装も大型のものと近距離武器を装備

背部の翼はモールドも細かく造形されている

シールドもエッジの効いたデザイン

【アリス・ギア・アイギス 小芦 睦海】

ゲーム内の衣装が再現されている

上半身はすっきりとした印象で、背部のユニットはクリアパーツによって浮遊しているイメージを再現

大きめの太もも装甲や衣装デザインも細かく造形されている

つま先は細めの独特な形状

射撃武器も精緻な造形が再現されている

　造形美に加え、可動やカスタマイズも楽しめる「メガミデバイス」シリーズ。

　「メガミデバイス」のキャラクターたちのバリエーションはもちろん、コラボレーション商品も商品化にあたりアレンジが加えられているという。

　今後の商品展開からも目が離せないシリーズだ。