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ガンプラ「MG 1/100 V2アサルトバスターガンダム Ver.Ka」レビュー後編
2022年5月26日 00:00
V2バスターガンダム・V2アサルトガンダム出撃!
キットはV2アサルトガンダムとV2バスターガンダムを組み替えて再現できますので、それぞれの形体にしてみましょう。先ほどまで組み立てていた装備類を装備させていきます。
組立説明書どおりに進める形でまずはV2バスターガンダムにしてみます。コアファイターには“オーバーハングパック”と呼ばれるメガ・ビーム・キャノンとスプレー・ビーム・ポッド装備のもの、フロント・リアアーマー、両膝外のマイクロ・ミサイル・ポッドを装備し、V2ガンダム標準のビーム・ライフル(グレネードランチャー装備)を携行します。
続いてV2アサルトガンダムにしてみましょう。コアファイターはノーマルのものと、右腕にメガ・ビーム・ライフル、左腕にメガ・ビーム・シールド、両腰にヴェスバー、両肩と腰、両脚に“アサルトパーツ”と呼称されるツヤ消しゴールドのパーツが付きます。
完全武装の幻の形態「V2アサルトバスター」
最後に待望のV2アサルトバスターガンダムにしてみましょう!V2ガンダムに「アサルト」「バスター」の全てを装備させるとさすがにゴテゴテのフル装備となりモビルスーツやロボット、メカ大好きな人たちにとってとても力強く目に映るのではないでしょうか。さすがに可動性能はだいぶ狭められてしまう印象ですが、最終決戦仕様ということで激戦の中を潜り抜けてエンジェル・ハイロウの中心に行けばカテジナ・ルースのゴトラタンとの一騎打ちができるほどに装甲や武装を使い果たしていることでしょう。
「MG 1/100 V2アサルトバスターガンダム Ver.Ka」レビューを終えて
組み立てを終えて「とてつもない組み応えだった」「究極のV2ガンダムが手に入った……しかもアサルトバスターで!」そんな印象がまず頭に浮かびました。MGシリーズですから十分予想していてはいたのですがエッジの利いた設計はまるでパズルのように感じられたのも事実です。ランナーから指示された番号のパーツを切り出して並べてみて「いったいこれはどういう作用をするパーツなのか?」そういうパーツもいくつかありましたが組み付けてみるとなるほどパチピタで納得の設計にうなってばかりでした。
現在のところ宇宙世紀最後で最強の機体のガンプラ化を目の当たりにして「これを超えるガンプラは出るんだろうか?」という感想も持ちました。もし希望があるならこの「V2アサルトバスターガンダム」のパーフェクトグレード化なんてあると1/60スケールという大きさから設計にも余裕が出そうですし、その余裕は可動性能にも影響を及ぼすのではないかと想像します。そんな希望をもってガンプラの未来を見つめていきたいと感じた素晴らしいキットでした!
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