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【おもちゃショー】「チョロQ」42年目の超進化!電動モーターとプルバック遊びを両立させて、イマドキのプレイスタイルを確立
2022年6月17日 00:00
- 【チョロQ】
- 2022年夏 発売予定
- 価格:各1,699円
1979年に誕生し、1980年に発売された「チョロQ」が、この2022年に大きな進化を遂げてリリースされる。昨今の自動車のEV化の流れから着想を得て、動力をゼンマイからモーターへと変更しつつ、チョロQ伝統のプルバック遊びを継承し、新しい楽しさを確立させた新製品だ。
東京おもちゃショー2022のタカラトミーブースに出展されたこのチョロQは、これまでのシリーズと同様の手のひらサイズのデフォルメカーのルックスながら、動力をモーターへと変更し、電池(LR44×2)で駆動する仕様となった。
面白いのは、その動かし方が従来通りのプルバック操作だということ。後輪を設置させた状態でバックさせるとそれがスイッチとなって、チョロQが走り出すのだ。ゼンマイとは挙動が異なり、走り出すまでに少しラグがあり、音もなく走り出すのが特徴。またプルバックの回数によって走り方が変わるのも、モーターライズならではの仕様だ。また初回出荷分には「チョロQコイン」が付属し、これをリアに取り付ければ懐かしいウイリー走行も可能。なおウイリー走行に関しては、電気的な制御ではなく、従来通りの重量バランスによるものだそうだ。
もう一つ大きな特徴として、その場限りのプログラム走行も行えるようになっている。プルバックを5回行うと音が鳴って待機モードとなり、その後「プルバック1回:直進」、「プルバック2回:小回転+直進」、「プルバック3回:大回転+直進」のいずれかのパターンを最大5回まで入力することで、チョロQがその動きを記憶し、その通りに動いてくれるのだ。入力したプログラムは一度しか機能しないのがまたチョロQらしい面白さで、この仕組みを使った遊びも楽しくなりそうだ。また本体と同時に「チョロQ スマートQ コントローラープレイセット」も発売予定で、こちらを使うと単純なリモコン操作とともに、最大10回までのプログラミングが登録できるとのことだ。
新たなメインストリームへと突入したチョロQ。40年前に遊んだ世代と、これから遊ぶ世代が一緒に楽しめる内容で、プログラミングを遊びに取り入れた仕様も新しい。タカラトミーモールでは早くも予約が開始されたが、現在は売り切れている模様。入荷案内もあるので、予約したい人はチェックしておこう。
© TOMY