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【ワンフェス】「ジリオン」のメカ「トライチャージャー」の彩色試作品登場!

フル装備の「スターガオガイガー」などアートストームの注目商品

【ワンダーフェスティバル2022[夏]】

開催日:7月24日10時~17時

会場:幕張メッセ 国際展示場 1~8ホール

(〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
一般チケット(※小学生以下無料):

価格:3,000円(税込)

 アートストームは香港のトイメーカーなど様々なアイテムの販売を行っている。本稿では今回出展されていたアイテムから注目商品をピックアップする。

 「他のメーカーでは商品化されていないアイテム」として注目なのが「赤い光弾ジリオン トライチャージャー」である。発売日・価格未定。アニメ「赤い光弾ジリオン」は神秘の銃・ジリオンがメインメカという異色のアニメ。主人公JJを含めた3人の若者で結成される特殊部隊ホワイト・ナッツは、謎の超文明よりもたらされた神秘の銃ジリオンを手に、危険な任務に飛び込んでいく。

3輪バギーからパワードスーツへ完全変形する「赤い光弾ジリオン トライチャージャー」

 今回立体化される「トライチャージャー」は様々な任務に対応できる特殊3輪バギー。最大の特徴は"変形"で、パワードスーツタイプに変形可能だ。3輪バギーとして様々な地形を走破するだけでなく、パワードスーツとして敵と格闘したり、敵の囲みを突破するといった活躍もあるが、あくまでサポートメカなため、乗り捨てられたり、破壊されてしまうこともあった。

 「ジリオン」はアニメ制作会社プロダクションI.Gを生み出すきっかけになったアニメであるが、知名度はあまり高くなく、主役メカでもないトライチャージャーはあまり商品化されていない。企画者のこだわりを強く感じさせる商品だ。差し替えパーツなしの"完全変形"でバギー形態からスーツ形態へ変形する。搭乗者のJJのフィギュアを乗せたまま変形可能だ。

 JJは手に持つジリオンもきちんと造型されており、アクションフィギュアとしてかなりの関節が仕込まれている。変形の都合上手足は細めに感じるが作中の雰囲気がきちんと再現されている。本来はオプションパーツである手持ちの機銃も同梱されるようで、発売に大いに期待したい。

搭乗者のJJの造型や、変形システムの優秀さも感じられる

 もう1つアートストームで注目したいのが「POSE+ スターガオガイガー」である。「勇者王ガオガイガー」の主役メカ・ガオガイガーのパワーアップした姿で背中の「ステルスガオー」をウルテクエンジンを搭載した「ステルスガオーII」に換装している。今回はさらに必殺技「ハンマーヘル&ヘブン」を放てる「ゴルディーマーグ」に、「ガトリングドライバー」も装備した、劇中の最強装備を再現した姿で展示されている。

 この姿を再現するためには、発売されている「POSE+ ガオガイガー」に、「ステルスガオーII」、「ゴルディーマーグ」を別途購入する必要がある。この2つの発売日・価格は未定だ。

 しかも展示されているものはこれらオプションに加え、「LEDセット」、「オリジナル装備」が加わっている。これによりゴルディオンハンマーやウルテクエンジンが発光、オリジナル装備により足がしっかり支えられ自立が可能となっている。大迫力のガオガイガーを実現できるというのである。

独特のアレンジが楽しい「POSE+ ガオガイガー」。「LEDセット」で、ゴルディオンハンマーやウルテクエンジンが発光

 「POSE+ ガオガイガー」の価格は63,800円(税込)。これに「ステルスガオーII」、「ゴルディーマーグ」、「LEDセット」、「オリジナル装備」をそろえたら一体いくらになってしまうのか……。とも思ってしまうが、この姿は「手にしたい!」と強く思わせる迫力がある。

 POSE+は独特のアレンジも面白く、とても魅力的だ。「POSE+ ガオガイガー」は高価なアイテムにもかかわらず再販もされている。今後の発展も注目していきたい。

脚部を支えるオリジナル装備
「ゴルディーマーグ」
「ステルスガオーII」
「超龍神」も発売予定
【サスライガー】
機関車の姿を初出展